――近年、仕事への向き合い方などは変わってきましたか?
りんたろー。:僕はライフステージが変わるのと同時にいろんな仕事も変わってきて、人から感謝されたりすると「これってすごく幸せなことだな」と思ったので、今後はそういう現場を増やしていけたらいいなと思いました。今までは自分が楽しいことをやりたいと思っていたけど、周りから感謝されたり、求められたりすると、それがまた自分にとって「楽しい」と思える喜びに変わってきたなと。
兼近:僕は、「103万円の壁」をなんとかしてぶち打ち壊して、僕が日本を変える! 人の力で。それをテーマにやっていきたいと思います。日本を変える!
――4月20日に東京、6月29日に大阪で単独ライブを開催されます。りんたろー。さんが「EXITというお笑いコンビの原点に立ち返る原点ライブ」とコメントされていましたが、どんなライブにしたいと考えていますか?
兼近:最初の頃の単独ライブっぽい感じはありますね。
りんたろー。:ちょっと最近ソリッドになりすぎていたというか、EXITの楽しめる余白の部分まで削ぎ落としちゃっていたかなと思っていたので、敢えて“原点ライブ”と書きました。
――ご自身の芸風の原点を見つめ直す感じでしょうか?
りんたろー。:努力したのに報われなかったなと思った瞬間があったのですが、それって努力している時点で勝てないじゃん! と思ったんです。その差はあるなと思ったから、みんなで楽しみながらやりたいことをやろうと思いました。
――とはいえ、すでにEXITは勝ち組だと思いますが。
2人:いやいや。まだまだです。
りんたろー。:実は俺もちょっとだけ勝ち組かなと思ったこともあったのですが、兼近くんが全然アクセルを緩めないので、あれ? ぜんぜん勝ってないんだなと思いました。
兼近:もっと精進します。全然勝ってないです。
――どちらかというといつも兼近さんがアクセルを踏む方ですか?
りんたろー。:そうですね。まだ、休むなよと指示出しをされます。
――最後に今後の目標を聞かせてください。
りんたろー。:心地良いものをどんどん選択して、無理なく健康にやっていきたいです。そして最終的には総理になりたいです。
兼近:じゃあ、僕が目指すのはデジタル大臣で。
りんたろー。:デジタルって兼近くんが一番弱いやつじゃん(笑)
兼近:そうなんですよ。一番苦手なので勉強させてもらおうと。あとは、国民のペロペロキャンディを目指そうと。みんなになめられたいし、甘みも与えたいし、楽しませたいので、それを今年は目指したいです!
りんたろー。と兼近大樹によるお笑いコンビ。2017年12月22日結成。吉本興業所属。芸人の枠を超えて、アーティスト、コメンテーター、俳優など幅広く活躍。アパレルブランド「EXIEEE(イグジー)」のプロデュースも手掛ける。4月20日に東京、6月29日に大阪で単独ライブ「EXIT 単独ライブ 2025 Ariga Taidesu~千のボケをこえて今あなたに伝えたい~」を開催予定。