声優、俳優、歌手としてマルチに活躍する、宮野真守。劇団ひまわりに所属する子役として活動をスタートし、2001年に海外ドラマ「私ケイトリン」の吹き替えで声優デビュー。『DEATH NOTE』『機動戦士ガンダム00』など話題作の主演を演じ注目を集めます。
今回は、宮野真守が演じたキャラクターについて、マイナビニュース会員503人にアンケートを実施しました。結果をランキング形式でご紹介します。
宮野真守が演じるアニメキャラクターランキング
宮野真守が演じる「好きなアニメキャラクター」をマイナビニュース会員503名に聞きました。
- 1位:夜神月『DEATH NOTE』(11.5%)
- 2位:童磨『鬼滅の刃』(10.6%)
- 3位:宮侑『ハイキュー!!』(4.9%)
- 4位:刹那・F・セイエイ『機動戦士ガンダム00』(4.3%)
- 5位:真島太一『ちはやふる』、岡部倫太郎『STEINS;GATE』、面堂終太郎『うる星やつら(2022年放送)』(4%)
- 8位:太宰治『文豪ストレイドッグス』(3.7%)
- 9位:ウルトラマンゼロ『ウルトラマンゼロ』(3.4%)
- 10位:ラインハルト・フォン・ローエングラム『銀河英雄伝説』(3.2%)
- 11位:越前リョーガ『新テニスの王子様』(2.6%)
- 12位:葦木場拓斗『弱虫ペダル』、リク『キングダムハーツ』(2.3%)
- 14位:ギルサンダー『七つの大罪』、パンドラズ・アク『オーバーロード』、クロロ=ルシルフル『HUNTER×HUNTER』(2%)
- 17位:リン・ヤオ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』、新門紅丸『炎炎ノ消防隊』、デント『ポケットモンスター』(1.7%)
- 20位:夏目残夏『妖狐×僕SS』、サブロー『信長協奏曲』、白馬探『まじっく快斗1412』(1.4%)
- 23位:松岡凛『Free!』、ジョーカー『黒執事 Book of Circus』(1.1%)
- 25位:紀田正臣『デュラララ!!』、浅野学秀『暗殺教室』、伊集院薫『多田くんは恋をしない』、ジャン・ジャック・ルロワ『ユーリ!!! on ICE』(0.9%)
- 29位:月山習『東京喰種 -トーキョーグール-』、要圭『忘却バッテリー』、伏見猿比古『K』、コノハ/九ノ瀬遥/クロ『メカクシティアクターズ』、永井圭『亜人』、吹雪士郎『イナズマイレブン』(0.6%)
- 35位:須王環『蘭高校ホスト部』、一ノ瀬トキヤ『うたの☆プリンスさまっ♪』、デス・ザ・キッド『ソウルイーター』、與儀『カーニヴァル』(0.3%)
続いて、1位から5までをアンケートのコメントと合わせてご紹介します。
1位:夜神月『DEATH NOTE』(11.5%)
宮野真守が演じたキャラクターで最も多くの支持を集めたのは、『DEATH NOTE』夜神月でした。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による漫画『DEATH NOTE』を原作としたアニメで、2006年から2007年にかけて放送された作品です。「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべき“デスノート”から始まる天才と天才の頭脳戦を描いたこの作品は、大きな話題となりました。
宮野真守は、通称「キラ」こと主人公・夜神月(やがみらいと)を好演。拾ったデスノートで犯罪者を殺害し、犯罪者のいない理想の世界の「新世界の神」となるサイコキラー役が印象的な、声優・宮野真守の代表作です。
ユーザーコメントでは、「暗さと明るさの二面性をうまく演じていた」「キャラクターの雰囲気にマッチしていた」と演技への高い評価や、「一番の当たり役」「この作品で知った」という声も多数寄せられました。
ユーザーコメント
- デスノートの独特の世界観によく合っていると思いました。主人公の夜神の異質なキャラクターをよく表現するのに、声がピッタリ合っていると感じます、暗さと明るさの二面性を演出するのは大変と思います。それだけ声優としての演出力があるということだと思う、ディープな作品の主人公を演じるのは難しいと思う。そこをこなせるのは技術の高さと思います。(30代男性/佐賀県/鉱業・金属製品・鉄鋼)
- 夜神月の二面性の性格をよく演じており、特に狂気になるときに演技力が冴える(50代男性/大阪府/流通・チェーンストア)
- 原作漫画の"夜神月"のイメージにぴったりの声優さんだと思ったので。(50代女性/神奈川県/医療・福祉・介護サービス)
- 原作漫画の雰囲気にとてもマッチしていたので良い配役だと当時から感じていました。今リストを見ていても一番の当たり役っていうイメージを持てたので選びました(40代男性/大阪府/証券・投資銀行)
2位:童磨『鬼滅の刃』(10.6%)
第二位は、『鬼滅の刃』童磨がランクイン。吾峠呼世晴による同名漫画を原作とした作品で、2019年に物語の序章を描く第一期『竈門炭治郎 立志編』がテレビアニメ化されました。2020年に公開され大ヒットした劇場版『無限列車編』は、世界最高の興行収入の日本アニメ映画としてギネスにも記録されています。
宮野真守は敵陣営のキャラクター、鬼たちの絶対的支配者・鬼舞辻無惨が結成した最強の12名の鬼「十二鬼月」のうち、上弦の弐・童磨を演じています。常に笑みを絶やさずひょうひょうと振る舞いながら、その内面は猟奇的という、二面性を持つキャラクターです。
ユーザーコメントでは「意外なキャストだった」という声や、「普段アニメを見ないが、声優としての宮野真守を知った」というコメントが多くありました。世代を超えてヒットした作品ならではと言えるでしょう。
ユーザーコメント
- 意外なキャストかなと思い、記憶にあるので(40代男性/東京都/教育)
- 俳優やバラエティーで宮野さんを見たことがあるが、この作品で声優として活動されていることを知りました(50代女性/大阪府/その他)
- イラつく声をやらしたら1番(40代男性/静岡県/建設・土木)
- あまりアニメ見ないが、童磨をやっていたことは知っている(40代男性/神奈川県/輸送用機器(自動車含む))
3位:宮侑『ハイキュー!!』(4.9%)
『ハイキュー!!』より、宮侑(みや あつむ)が第三位にランクイン。古舘春一による高校バレーボールを題材にした同名漫画を原作としており、2014年から2020年にかけてアニメ化されています。
宮野真守は、兵庫の強豪校・稲荷崎高校のセッター、宮侑を演じました。全国でトップクラスの実力をほこる高校生セッターで、双子の弟・治とのコンビプレーで対戦相手を圧倒します。
アンケートの回答では、「声がかっこいい」「キャラクターに合っている」というコメントが寄せられました。
ユーザーコメント
- 少しとげとげしさがあるのが良い(40代男性/埼玉県/精密機器)
- イメージ的にこのキャラクターが一番合っている(40代男性/岡山県/サービス(その他))
- 声がかっこいいと思う(40代男性/兵庫県/その他)
4位:刹那・F・セイエイ『機動戦士ガンダム00』(4.3%)
第4位は、『機動戦士ガンダム00』より、主人公・刹那・F・セイエイがランクイン。ガンダムシリーズ通算12作目で、2007年にファーストシーズン、2008年にセカンドシーズンが放送されました。西暦2307年の地球を舞台に、武力での戦争根絶を目的とした私設武装組織「ソレスタルビーイング」の活動を描いた作品です。
宮野真守は、同作品の主人公で、ガンダムエクシアのガンダムマイスターある刹那・F・セイエイを演じました。ガンダムの武力介入により命を救われた少年兵で、ガンダムに深い愛情を注ぐキャラクターです。
アンケートの回答では、「印象に残るセリフが多い」というコメントが複数寄せられました。自らを救った神=ガンダムに自分もなるべく鼓舞するようにつぶやいた「俺が……ガンダムだ!」というセリフは、ガンダムファンでなくとも聞いたことのあるセリフではないでしょうか。
ユーザーコメント
- 印象に残る台詞が多かった。(30代男性/香川県/その他)
- 刹那の「オレがガンダムだ!」は名(迷?)セリフ!(50代男性/高知県/その他)
- こんな声も出るのかと思ったから。(40代男性/新潟県/化粧品・医薬品)
5位:真島太一『ちはやふる』(4%)
同率5位には、『ちはやふる』真島太一、『STEINS;GATE』岡部倫太郎、『うる星やつら(2022年放送)』面堂終太郎の3キャラクターがランクインしました。
『ちはやふる』は、2011年~2020年にかけて放送された、末次由紀による同名漫画が原作の、競技かるたを題材としたアニメです。名人・クイーンを目指す主人公・綾瀬千早の成長を描いたストーリーと、スポーツ漫画のように迫力のある競技シーンが女性のみならず男性からも人気を集めました。
宮野真守は、主人公・千早の幼馴染である真島太一を演じました。千早に想いを寄せており、転校生・綿谷新に対抗意識を持ったことをきっかけにかるたをはじめ、高い暗記力で活躍するキャラクターです。
アンケートの回答では、「美形の顔と声があっていた」「声がいいので」と、スポーツ万能・成績優秀、そして容姿も良い太一に合う! というコメントが寄せられています。
ユーザーコメント
- アニメを見ていて違和感もなく、イメージ通り作品に入れたから(50代男性/山形県/精密機器)
- この人の声はとてもいいのでどれにしようか迷いましたが、これでしょう。(40代女性/神奈川県/その他)
- 美形の顔と声が合っていたので。(40代女性/大阪府/フードビジネス(総合))
5位:岡部倫太郎『STEINS;GATE』(4%)
同率5位は『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』の岡部倫太郎でした。2009年に5pb.(現MAGES.)より発売されたアドベンチャーゲームで、2011年のアニメ化のほか、様々なメディアミックスがされている作品です。
宮野真守は、発明サークル「未来ガジェット研究所」の創設者である「オカリン」こと岡部倫太郎役として出演。重度の厨二病で狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真(ほうおういん きょうま)として空気を読めない突飛な振る舞いをするキャラクターでもあります。ユーザーコメントでも「ぶっとんだキャラ」「常軌を逸したキャラをうまく演じていた」と称賛されています。
ユーザーコメント
- 他のキャラと違って意外なイメージの濃い演技だったので(40代男性/奈良県/サービス(その他))
- ぶっとんだキャラで好きだから(50代男性/静岡県/医療・福祉・介護サービス)
- 過剰な言動のキャラを上手く演じている(40代男性/静岡県/その他)
- 高笑いなどキャラの常軌を逸した特徴がとても良く表現できていたから。(50代男性/兵庫県/その他)
5位:面堂終太郎『うる星やつら(2022年放送)』(4%)
同率5位は、2022年にリバイバルされた『うる星やつら』面堂終太郎です。高橋留美子による同名の漫画を原作としたアニメで、1981年に放送されたのち、小学館の創業100周年を記念して 2022年に約36年ぶりに再びテレビアニメ化されました。
宮野真守が演じた面堂終太郎は、諸星あたるのクラスメイト。テレビアニメ版第1作では、神谷明が演じました。面堂財閥の跡取り息子で、オールバックの白ラン姿と日本刀がトレードマーク。容姿端麗で成績優秀ですが、徐々に本性がバレるとクラスメイトからはあたると同じ扱いを受ける、憎めないキャラクターです。
ユーザーコメントからは「キャラクターの魅力を引き出している」といった声や、暗所・閉所恐怖症の彼ならではの名(?)セリフ「暗いよ~狭いよ~怖いよ~」が印象的、というコメントが寄せられました。
ユーザーコメント
- 「暗いよ~狭いよ~怖いよ~」のセリフが面白い(40代男性/滋賀県/その他)
- キャラクターの魅力をうまくひきだしている(50代男性/東京都/繊維)
まとめ:魅力的なキャラを演じる宮野真守に注目!
数多くの名作に出演してきた宮野真守。なかでも今回のアンケートでは、『DEATH NOTE』夜神月、『鬼滅の刃』童磨、『STEINS;GATE』岡部倫太郎といった二面性のあるキャラクターに高い評価が集まりました。今後もテレビアニメだけでなく、映画、舞台、バラエティ、ライブと多岐に渡る活躍を行う宮野真守に注目です。
調査時期:2025年3月4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計503人
調査方法:インターネットログイン式アンケート