フジテレビ系ドラマ『119エマージェンシーコール』(毎週月曜21:00~)の第10話が24日に放送。SNSでは、「ジャンクコールにリアリティがある」「今回はジャンクコールが物語の進行にかかわった」などの声が上がった。
横浜市消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員たちのリアルを描く同ドラマ。
上杉(酒井大成)は低周波騒音に悩む女性の通報を受け、丁寧に対応したが、通報者から冷たい言葉を浴びせられ、副台の箕輪健介(前原滉)に励まされる。兼下(瀬戸康史)は空き家の前にあるゴミ袋が燃えていると言う男性からの火事通報に対応。場所や火災の状況などを詳細に伝える男性だが、兼下が初期消火を頼むと通話が切られてしまい…。
同じ火災を目撃した主婦からの通報で消火されるが、警察は空き家を狙った連続放火の可能性を疑って捜査を始める。雪(清野菜名)は兼下とともに火災が起きた空き家へ。すると、男性の後に同じ火災を通報してきた主婦と出会う。主婦は火事を発見する前に、足を引きずった男性を目撃したという。男性通報者は火事に慣れている人ではないかと疑う雪。一方、兼下には思い当たる人物がいて…。
このドラマでは、スタート当初から「ジャンクコール」に注目が集まっており、「ジャンクコールむかつく」などの声があったほか、豪華声優陣が通報者の声役を演じていることも話題になっていた。そのジャンクコールについてX(Twitter)では、「ジャンクコールがリアルだから緊迫感が高まっている」「それぞれにちゃんと背景を用意しているのがすごい」といった声が今回では見られた。
「神は細部に宿る」との言葉がある。物や物語を作る上において、細かい部分にまできちんとこだわらなければきちんとしたものは作れないといった意味だが、ドラマはフィクションであるため、相応のリアリティが求められる。それがこのドラマでは「ジャンクコール」という面でも担保されていることが、今回のフィクション性の高い物語にリアリティを与えることができたように感じられる。そして最終回の布石にも…。
いよいよ来週が最終回。第10話は、TVerとFODで見逃し配信。FODでは全話配信されている。
【編集部MEMO】
『119エマージェンシーコール』第10話(3月24日放送)あらすじ
粕原雪(清野菜名)が勤務する司令課3係の朝のミーティングで、高千穂一葉(中村ゆり)は、本日付けで上杉昴(酒井大成)が司令課でのジョブ・ローテーションを終え、消防救助隊に戻ることを話す。新島紗良(見上愛)についても、4月から試験導入される「外国語対応救急隊」の立ち上げメンバーへの参加が報告された。兼下睦夫(瀬戸康史)もSRに異動したら3係のメンバーが結構変わってしまうという与呉心之介(一ノ瀬颯)の発言に対し、兼下の反応が薄いことが気になる雪。また、高千穂は先日発生したボヤ火災について放火の可能性が高いので、通報に不審な点があったら教えてほしいと警察から頼まれていると雪たちに伝えた。
上杉は低周波騒音に悩む女性の通報を受ける。丁寧に対応した上杉だが、通報者から冷たい言葉を浴びせられ、副台の箕輪健介(前原滉)に励まされる。兼下は空き家の前にあるゴミ袋が燃えていると言う男性からの火事通報に対応。場所や火災の状況などを詳細に伝える男性だが、兼下が初期消火を頼むと通話が切られてしまい…。同じ火災を目撃した主婦からの通報で消火されるが、警察は空き家を狙った連続放火の可能性を疑って捜査を始める。
雪は兼下とともに火災が起きた空き家へ。すると、男性の後に同じ火災を通報してきた主婦と出会う。主婦は火事を発見する前に、足を引きずった男性を目撃したという。男性通報者は火事に慣れている人ではないかと疑う雪。一方、兼下には思い当たる人物がいて…。
(C)フジテレビ