昨年12月から今年2月にかけて初のドームツアーを完走し、今年4月から初のワールドツアーに挑む7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRST。SKY-HIが主催したオーディション『THE FIRST』で誕生し、2021年11月にデビューしてから約3年半、快進撃を続けている。先日開催されたミュージックビデオの祭典「MTV VMAJ」では、「Masterplan」で「Best Editing(最優秀編集賞)」を受賞。授賞式に出席したSOTA、MANATO、LEOにインタビューし、デビューからの歩み、そして目指す未来について話を聞いた。
――「Best Editing(最優秀編集賞)」受賞おめでとうございます!「MTV VMAJ」ご出演の感想をお聞かせください。
MANATO:本当に緊張しました。緊張したと同時に、この賞をいただいたからには、もっともっといい作品を作っていきたいなとも思いましたし、とにかくいろんな人に見ていただけたというのが何よりうれしかったです。
――初のドームツアーを完走され、初のワールドツアーも決定。有言実行で突き進まれていますが、デビューからの歩みをどのように感じていますか?
SOTA:本当に一瞬で、7人ほぼ毎日一緒です。みんなで青春を続けてこられている感覚なので、楽しい人生だなと毎日思っています。
――グループにとって特に大きな転機になったと感じている出来事を教えてください。
LEO:一番の転機はメンバーに選ばれたときじゃない?
MANATO:人生の一番の転機はそこだけど、BE:FIRSTのキャリアとしてね(笑)
LEO:なってからか!
SOTA:ドームはデビューするときからゴールみたいな感じで、絶対に行きたいところとして立てていたので、いい意味で立った瞬間にすぐ次のレールを作り始めるのと同時に、すごく幸福感もあったので、自分たちに誇りを持てた日でした。初のドームに立って、さらにBE:FIRSTとしての未来が一瞬で広がったタイミングだったので、あのタイミングはこれからもすごく貴重な瞬間だと思います。
――歩んできた道は間違ってなかったと思えた瞬間でもあったのでしょうか。
SOTA:そうですね。初ドームの感動はとんでもなかったです。
LEO:やばかったです。言葉にならない感じで、自分たちも終始感動みたいな。そして、曲ごとにその時のことがフラッシュバックして、このときこんなことあったなと、ドームまでの道のりを1曲1曲歌うごとに振り返っていく感じだったので、すごくエモーショナルな瞬間でした。
ワールドツアーに期待感「いろんな感情と結果を持って帰って精進したい」
――そして今年は、アジア、ヨーロッパ、北米の15都市を巡るワールドツアーが4月から始まります。どんな年にしたいですか?
MANATO:ワールドツアーも大きな目標の1つとして掲げていたもので、僕たちのことをより知ってもらえるというか、ワールドツアーで初めて見てもらえる方もいると思うので、等身大の、ずっと青春という、ずっと仲のいい僕たちをそのままステージで音楽として昇華できるところがBE:FIRSTの良さだと思っているので、それを肌で感じていただけたらうれしいです。
――かねてから世界進出を目標に掲げられていましたが、ワールドツアーを経て、どうなっていたいという希望を持っていますか?
SOTA:本当に海外を意識して、メイドインジャパンの強さ、世界に響く音楽を作ってきたんですけど、アウトプットする機会が少なかったので、その結果が国によってどういう違いがあったり、全然刺さらない国だったり、めちゃくちゃ刺さってくれる国だったり、そういうことを持って帰ってきて、また日本でかみ砕いて整理して次につなげるというのがすごく楽しみなので、マイナスなことは一つもないワールドツアーになるなと。いろんな感情と結果を持って帰ってきて、また精進したいなと思います。
――世界への視野が一気に広がりそうですね。
SOTA:それは間違いないと思います。