JPFサーフはこのほど、執行役員に滋賀ふるさと観光大使の西川貴教氏が就任したことを発表した。

  • JPFサーフ執行役員に西川貴教氏就任

2024年3月29日、JPFが滋賀県草津市土地開発公社より烏丸半島中央部複合型観光集客施設事業実施事業者の公募において、優先交渉権者と選定され、烏丸半島中央部に人工サーフィン施設を核とした複合型観光集客施設を建設することが決まった。同事業を推進する上で、これまでの公営競技に係る業務とは異なる新たな事業の柱とするべく、同事業を子会社化しJPFサーフを設立したとのこと。

烏丸半島では毎年、西川貴教氏が主催する関西最大級の野外フェス「イナズマロック フェス」が開催されている。同社が手掛ける複合型観光集客施設と、イナズマロック フェスの連携を目指し、西川貴教氏とJPFが協議を開始。双方の地域活性化に対する想いを確認し、西川貴教氏の執行役員就任が決定したという。

人工サーフィン施設事業とは

JPFは2021年、スペインに本社を置く造波装置メーカーWAVE GARDEN社と、日本における独占交渉権を取得した。日本1号店となる施設を滋賀県草津市の烏丸半島中央部に計画しており、2028年中の開業を目指している。

敷地面積は9haで、片翼160mの人工サーフィン施設、飲食店、商業施設、宿泊施設等が付帯される計画となっている。現在、出資および協賛を検討できる事業者を募集している。

  • 人工サーフィン施設事業

執行役員就任を受け、西川貴教氏は次のようにコメントしている。

「この度2025年3月3日付をもちまして、人工サーフィンプール事業を推進する株式会社JPFサーフの執行役員に就任いたしました。微力ではございますが精一杯努力してまいりますので、何卒倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」