東日本大震災からの復興と震災の記憶を未来へつなぐ「ツール・ド・東北2026」が9月20日に開催される。今年は、気仙沼を出発する95kmの「気仙沼ワンウェイフォンド」が7年ぶりに復活。沿道からの応援や、気仙沼の味を楽しめるエイド食など、見どころを紹介する。
「ツール・ド・東北」は、タイムを競うレースではなく、地域からの応援やエイドステーションでのおもてなしも魅力のファンライドイベントだ。今年で13回目を迎え、昨年は1,791人のライダーが走行した。
「応援してたら、応援されてた」復興と記憶をつなぐライド
大会が掲げるキャッチコピーは「応援してたら、応援されてた」。長い道のりを走るライダーを沿道の人々が励まし、地域のおもてなしに触れたライダーもまた元気をもらう。そんな双方向の交流が、「また来年も走りたい」という声とともに大会を育ててきた。
気仙沼発の95kmコースが7年ぶりに復活
今年の大きな見どころは、片道95kmの「気仙沼ワンウェイフォンド」の復活だ。気仙沼市のないわん広場を出発し、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を見学。道の駅大谷海岸のエイドステーションを経て、石巻専修大学のゴールを目指す。
大会担当者は「長距離を走るライダーにとって、沿道からの声援が非常に大きな力になります。今年は気仙沼ワンウェイフォンドが復活しましたので、ぜひ大会当日の朝は沿道に出て、市内を走るライダーへの応援をよろしくお願いします」と呼びかけている。
前夜祭とエイド食で味わう、気仙沼のおもてなし
大会前日には、ないわんエリアで持ち寄りBBQ形式の前夜祭を開催。ライダーにカツオなど気仙沼の名物を振る舞う予定だ。
大会当日の楽しみが、各地の味でライダーを支えるエイド食。大谷海岸エイドステーションでは、気仙沼クリームサンドや菓子舗「紅梅」の揚げパン、気仙沼が誇るカツオのなまり節を使ったかつお茶漬けなどが提供される。「グルメライド」とも呼ばれる大会らしく、土地の味と人の温かさが、長距離を走る心身を後押しする。
応援とあわせて大谷海岸の景色や買い物も
「気仙沼大谷海岸フォンド」と「気仙沼ワンウェイフォンド」のエイドステーションとなる道の駅大谷海岸も、立ち寄りたいスポットのひとつ。目の前に広がる海を眺めながら、飲食やショッピングを楽しめる。
当日は、ライダーとして参加する人だけでなく、沿道で声援を送る人も大会をつくる一員。気仙沼の海辺の景色や食とともに、東北を走るライダーを応援してみてはいかがだろうか。
開催概要
■イベント名:ツール・ド・東北2026
■開催日:2026年9月20日(日)
■開催形式:石巻~気仙沼間に設定されたコースを自転車で走破する、タイムを競わないファンライド
・気仙沼大谷海岸フォンド:石巻専修大学(スタート)→道の駅大谷海岸(エイドステーション・折り返し)→石巻専修大学(ゴール)
・気仙沼ワンウェイフォンド:ないわん広場(スタート)→気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(館内見学)→道の駅大谷海岸(エイドステーション)→石巻専修大学(ゴール)
■主催:一般社団法人ツール・ド・東北、株式会社河北新報社



