mentoは3月7日、「管理職や昇進に関する男女意識調査」の結果を発表した。同調査は、2025年2月20日~24日の間、100人以上の企業で働く男女社員985人を対象にインターネットで実施したもの。
はじめに、管理職になりたいと思うかを聞いたところ、女性は「とてもなりたい」(10.0%)、「少しなりたい」(17.8%)と約3割、男性は「とてもなりたい」(14.0%)、「少しなりたい」(28.0%)と約4割の人が意向があった。
また、管理職になりたくない理由を尋ねると、男女ともに「仕事の責任・プレッシャーが重すぎる」(女性57.8%/男性56.9%)が最も多かった。男女の差を見ると、特に女性メンバーは「仕事とプライベートの両立が難しい」(女性50.8%/男性32.8%)、男性メンバーは「昇進しても報酬が魅力的でない」(女性29.9%/男性35.3%)が高い結果となった。
どれくらいまでキャリアアップ・昇進したいかを管理職に聞いたところ、女性管理職は「部長クラスまで」(31.3%)が最も多く、男性管理職は「役員クラスまで」(23.4%)が最も多い結果となった。
昇進する上でのハードルについて尋ねると、男女ともに「仕事とプライベートの両立」(女性41.7%/男性37.9%)が1番多かった。
管理職や昇進への考えについて聞いたところ、男女ともに「管理職には決断力や強いリーダーシップが必要だ」(女性55.8/男性57.9%)が最も多くなった。
男女の差を見ると、特に女性管理職は「女性は男性よりも昇進しにくい」(女性29.8%/男性11.5%)、「男性の方が経験・スキルが豊富である」(女性20.0%/男性11.5%)、「女性はリーダーよりもサポート役に適している」(女性12.8%/男性4.6%)と考えていることがわかったという。