アゴダを運営するAgoda Company Pte. Ltd.はこのほど、「2025年 日本のスキー旅行先ランキング」を発表した。本ランキングは、アゴダで検索された宿泊データを基に、日本の旅行者および訪日観光客に人気のスキー旅行先を分析したもので、データは2025年1月に行われた宿泊施設の検索データを基にしており、比較は2024年1月のデータを用いている。
国内旅行者 注目のスキー旅行先ランキング
2025年の国内旅行者に注目のスキー旅行先ランキングでは、「岩手県(八幡平など)」(前年比63%上)が1位となった。特に八幡平は温泉地もあり、スキー後の温泉入浴が人気を集めている。2位「長野県(白馬など)」(前年比53%上)や、3位「新潟県(湯沢など)」(前年比35%上)も依然として人気が高まっている。上越新幹線を利用すれば都心から約1時間30分で訪れることができ、アクセスの良さと雪質の良さが多くのスキーヤーやスノーボーダーに支持されている。
国外旅行者 注目のスキー旅行先ランキング
2025年の国外旅行者に注目のスキー旅行先ランキングでは、「長野県(白馬)」(前年比63%上)が1位となり、海外からの訪問者の間で最も検索が増加した。国際的なプロモーションの成功と多言語対応の強化により、白馬は日本のトップ国際スキー先の1つとして確立されている。また、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応した多彩なコースがあり、多くのスキー愛好者が楽しむことができる。2位は新潟県の妙高(前年比48%上)、3位は新潟県の湯沢(前年比21%上)となっている。
訪日スキーヤーの主な出身地
訪日スキーヤーの主な出身地としては、台湾、香港、タイ、韓国、シンガポールが挙げられている。同社のデータによると、日本の冬の旅行先の宿泊施設検索数は、特にタイ、シンガポール、韓国などのアジア市場から増加している。
宿泊施設検索データによれば、白馬はタイの旅行者に人気のスキー旅行先であり、妙高は香港や中国本土からの訪問者に人気がある。一方、湯沢は台湾からの旅行者に最も人気のある場所となっている。
アゴダ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役・大尾嘉宏人氏は、「日本がアジアで最も人気のスキー旅行先として評価されていることを大変嬉しく思います。国内旅行者と海外旅行者では重視するポイントが異なり、海外の方は言語サポートや多彩なコース、クオリティーの高い雪質を求める傾向にあり、国内の方はアクセスや温泉などを重視する傾向があります」とコメントしている。