――お仕事していてやりがいを感じる瞬間を教えてください。
たくや:畑ロケで野菜を取って、青空の下で調理している時。あれ楽しいよね!
かずや:楽しいね! あとはやはり、双子で検証して今まで気になっていたことを白黒はっきりさせ、それを皆さんにお伝えできるというのはうれしいです。
――プロ双子のお二人ならではのお仕事ですよね。
かずや:まさか検証で生きる道があるとは思わなかったですけど、振り返ると1年目から検証番組にたくさん出ていました。
たくや:名だたる検証番組に。だから同期と比べてもNHKに出るのが早かったです。『ためしてガッテン』に1年目ぐらいで呼ばれたので。
――活動初期の頃に、検証企画に自分たちの生きる道があるという手応えを感じていたのでしょうか?
たくや:さすがにいきなり検証番組にシフトはしてなかったですけど、道としてあるんだというのは1年目から思いました。
――そして、どんどん検証企画の仕事が増えて。
たくや:そうですね。今は半分ぐらい。ロケ5割、検証5割という感じです。
かずや:片方が激太りしたり激痩せしたりしていたら、今、検証のオファーは来てないと思うので、今までの積み重ねでできている感じがします。ゆくゆくは国からも検証のオファーが来るようになるといいなと。
たくや:体張って新薬の検証とかやるので(笑)
かずや:それは一か八かすぎるでしょ(笑)
――今後の活動はどのように思い描いていますか?
たくや:老人になっても検証をやっていたいです。
かずや:年を取ってからしかできない検証もありますよね。物忘れに効くとか、老眼に効く食べ物とか(笑)
たくや:腰の曲がったザ・たっちの2人が、腰痛改善に効くのはどっちか検証するとか。高齢化の時代に、双子にできることがあるんじゃないかと思います。
老け方を検証したい「同じようにハゲていくのか、白髪の増え方とか」
――お二人が人生かけて検証したことはありますか?
たくや:老け方! 同じようにハゲていくのか、白髪の増え方とか、気になります。双子でも違う環境で年を取ると、全然違う老け方をするみたいですが、我々は同じような生活なので、老け方も一緒なのか。
かずや:双子研究の先生にいろいろ写真を見せてもらったんですけど、片方が自由業で片方が先生という双子は、教師の人が明らかに老けていて。ストレスとかも関係あるらしいです。
――ずっと検証企画ができるように、おじいちゃんになっても体型を合わせないですね!
2人:頑張ります!
兄・たくやと弟・かずやによる双子のお笑いコンビ。1982年11月10日生まれ、栃木県出身。2003年結成。ホリプロのお笑い芸人養成学校「目黒笑売塾」(ホリプロ笑売塾)の1期生。「幽体離脱」「ちょっと、ちょっとちょっと!」など、双子ならではのギャグで知られる。とちぎテレビ『イブ6プラス』、SBC信越放送『ずくだせテレビ』などに出演中。