JR東日本新潟支社は、今年のゴールデンウィーク期間も帰省に合わせて特急「いなほ」を増発するとともに、臨時列車の下り「いなほ55号」と上り「いなほ52号」について、停車駅を少なくすることで所要時間を短縮し、定期列車より速達性を向上させると発表した。

  • 特急「いなほ」は新潟~酒田・秋田間で運転。ゴールデンウィーク期間に臨時列車の増発と一部定期列車の延長運転を行う

ゴールデンウィーク期間に増発する臨時列車の特急「いなほ」はE653系7両編成またはE653系4両編成(ともに一部指定席)で運転。5月3日に新潟駅9時6分発・酒田駅11時27分着の下り「いなほ81号」(新潟駅8時56分着の上越新幹線「とき303号」から接続)、新潟駅13時36分発・酒田駅15時40分着の下り「いなほ55号」(新潟駅13時27分着の上越新幹線「とき71号」から接続)を設定する。

5月5・6日の2日間、酒田駅10時47分発・新潟駅12時47分着の上り「いなほ52号」(新潟駅12時55分発の上越新幹線「とき60号」へ接続)、酒田駅11時32分発・新潟駅13時57分着の上り「いなほ84号」(新潟駅14時7分発の上越新幹線「とき68号」へ接続)を設定。5月6日に酒田駅12時22分発・新潟駅14時54分着の上り「いなほ86号」(新潟駅15時3分発の上越新幹線「とき72号」へ接続)も運転する。

5月3日の下り「いなほ55号」と、5月5・6日の上り「いなほ52号」は、新潟~酒田間で途中の新発田駅、村上駅、鶴岡駅のみ停車。速達タイプの列車とすることで所要時間を短縮し、新潟~鶴岡間を1時間42~46分、新潟~酒田間を2時間0~4分で結ぶ。下り「いなほ81号」と上り「いなほ84・86号」は新潟~酒田間で途中の豊栄駅、新発田駅、中条駅、坂町駅、村上駅、府屋駅、あつみ温泉駅、鶴岡駅、余目駅に停車。新潟~酒田間の所要時間は2時間21~32分とされている。

ゴールデンウィーク期間の4月25日から5月6日まで、定期列車の下り「いなほ5号」と上り「いなほ10号」(ともに現在は新潟~酒田間で運転)について秋田駅まで延長運転を行う。下り「いなほ5号」の時刻は新潟駅12時41分発・酒田駅14時50分着・秋田駅16時17分着、上り「いなほ10項」の時刻は秋田駅13時14分発・酒田駅14時41分発・新潟駅16時49分着となる。