JR四国は、2025年3月15日のダイヤ改正で、土讃線を走る「南風」などの特急列車について昼時間帯の時刻をおおむね統一し、わかりやすく利用しやすいダイヤとすると発表した。特急「南風」の上り1本が大杉駅に新規停車することも発表された。
特急「南風」は岡山~高知間で運転。現在、下り列車は10~20時台に岡山駅を毎時5分発、上り列車は9~17時台に高知駅を毎時13分発で運転しているが、とくに下り列車において土讃線内を中心に運転時刻がパターン化されておらず、高知駅の到着時刻に最大21分の差が生じている。
2025年3月のダイヤ改正で、土讃線内を中心に「南風」など特急列車の時刻を見直し、昼間時間帯の時刻をおおむねパターン化。途中の阿波池田駅において、下り特急列車(高知方面)は9~17時台の毎時24分発、上り特急列車(多度津方面)は10~18時台の毎時23分発に統一される。その他、多度津駅を10~16時台に発車する下り特急列車、琴平駅を10~18時台に発車する上り特急列車の発車時刻もおおむね統一されている。
なお、上り特急列車において昼間時間帯の高知駅発車時刻に大きな変更はなく、引き続き9~17時台の毎時13分に発車する。高知駅を16時13分に発車する上り「南風22号」はダイヤ改正後、大杉駅に新規停車。利用がさらに便利になるとのこと。