俳優・草なぎ剛のエッセイ『Okiraku 3』(KADOKAWA)が3月14日に発売されることが20日、発表された。

書籍『Okiraku 3』撮り下ろし写真 (C)森山将人

映画『ミッドナイトスワン』(2020年公開)で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞、大河ドラマ『青天を衝け』(2021年放送)では徳川慶喜役で第59回ギャラクシー賞・個人賞を受賞するなど、国民的俳優として第一線を走り続ける草なぎ剛。

1996年から27年間の長きに渡り、テレビ&エンタメ誌『月刊ザテレビジョン』で連載していた『草なぎ剛のお気楽大好き!』が書籍化。2007年刊行の『Okiraku』、2016年刊行の『Okiraku 2』に続き、このたび、3度目の書籍化が決定した。今回の『Okiraku 3』は、2016年1月から、連載最終回を迎えた2023年12月までの8年間のエッセイを収録している。

「新しい地図」を広げ新たな道を歩み、さまざまな作品に真摯に向き合う日々を中心に、本人が「大きな転機」と語るこの8年間をつぶさに記録。人との出会いや縁、大切な仲間への思いなど、紡がれる言葉の一つ一つからは、草なぎの信念と人生観が浮かび上がる。また趣味のヴィンテージジーンズやギターへの熱い思い、愛犬とのほっこりした日常や健康へのこだわりなど、草なぎの素顔に触れる充実の1冊となっている。

連載8年分の秘蔵カットや最新の撮り下ろしも多数収録。草なぎの豊かな表情とあたたかなまなざし、ひたむきに走り続けた8年間の記録を存分に堪能できる。

■草なぎ剛コメント

僕が1996年3月から続けてきた月刊ザテレビジョンでの連載をまとめた今回の書籍。第3弾です。ドラマでいうと、“僕シリーズ”に“戦争シリーズ”と、どうも僕は三部作というのに縁があるらしい。「Okiraku」も1、2、3で、ホップステップジャンプ。ますます飛躍する勢いです(笑)。この世界で生きてきた僕の人生の足跡が残っているのはとてもうれしい。ページを開けば、そのときに戻れる。自分の“どこでもドア”みたいなものかなと思っています。

  • エッセイ本編より (C)諸永恒夫

【編集部MEMO】
草なぎ剛は1974年7月9日生まれ。1991年にCDデビューして以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。2017年9月に稲垣吾郎、香取慎吾と「新しい地図」を立ち上げ、俳優、歌手、タレント、YouTuberなど幅広く活躍。