フジテレビ系ドラマ『嘘解きレトリック』(毎週月曜21:00~)の第3話が21日に放送され、SNSでは、味方良介演じる端崎の災難に同情が集まった。

  • 味方良介

やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿央士)と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本穂香)の異色コンビが、難事件を解決していく同ドラマ。第3話では、左右馬と学生時代からの親友である端崎が祝探偵事務所に。端崎は「貴様(左右馬)に殺されかけたんだ」と切り出した。

先月、大家に頼まれて畑の草刈りを行っていた2人。一緒に「つくも焼き」を食べていたが、端崎は「なんか酸っぱいぞ?」「味わったことのない味だ」と異変を感じた。

それでも食べ続る端崎に、左右馬は「3日前だから…」と衝撃の購入日をさらっと口にし、慌てた端崎は急いで急須から水を直で流し込むも、時すでに遅し。「グハッ! 腹が! 腹が痛い!」と悶絶する端崎に対し、同じものを食べても平気な左右馬は「日頃の鍛錬、日頃の行い、日頃から雑草を食べてるおかげだ」と淡々と答えた。

「死ぬ!」と悶え続ける端崎を尻目に、井戸水を汲みに去った左右馬。その時に介抱してくれた女性にお礼だけでも言いたいと、探偵事務所にやってきたのだった。当時、女性の顔を見ていた左右馬は写真と見比べて「全然違う」と否定。しかし、鹿乃子は左右馬がウソをついていると分かっていた…。

食あたりに苦しむ端崎に対し、SNSでは「可哀想に」「3日前のは腹壊すよ」「食べるの危険すぎる」と同情の声が続々。だが、気楽にのらりくらりと生活している左右馬と対照的に真面目で、いつも冷静沈着な端崎の意外な悶絶っぷりがコミカルに見えたのか、どのコメントにも語尾に「www」と笑い声が付いていた。

第3話は、TVerとFODで見逃し配信されている。

【編集部MEMO】
『嘘解きレトリック』第4話あらすじ
九十九夜町、早朝の目抜き通りで祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)が駅に向かっている。汽車に乗ってお出かけとはしゃぐ鹿乃子に、左右馬は、“家賃を払えず、朝だけど夜逃げをしているだけ”と教えた。
そんな時、左右馬が不審な男に気づき、鹿乃子の“ウソを聞き分ける能力”で置引を暴く。男は逃げるが、居合わせた女性に足を引っ掛けられて転び、周囲の人たちに取り押さえられる。置引犯に足を掛けた女性は左右馬の知り合いで、端崎馨(味方良介)の姉・雅(北乃きい)だった。
左右馬たちが夜逃げ中だと知った雅は、取材旅行に同行しないかと2人を誘う。雅が『魔境探報』という怪談雑誌の記者と聞いた鹿乃子は怯え、左右馬も断ろうとするが、今月分の家賃を報酬にすると言う雅に、左右馬が即座に快諾した。
雅が取材するのは「人形屋敷」と呼ばれる綾尾家。綾尾家には、生まれつき体の弱かった一人娘の成長を祈願し、娘の成長に合わせて作った人形を娘と同様に育てるという変わった風習があった。屋敷は現在、主人夫妻が海難事故で亡くなり、一人娘の品子(片岡凜)が継いでいる。品子の姿はまるで人形のようで、妙なウワサもつきまとっていた。
そんな中、現地に到着した左右馬ら一行を柴田(佐戸井けん太)が案内する。柴田によると、女中のイネ(松浦りょう)が、屋敷の「人形部屋」をのぞくと、誰かの死体を発見。イネは慌てて柴田の家に飛び込んできたが、柴田が刑事の寺山清一(正名僕蔵)とその部屋へ行くと死体だと思われていたのは人形で、その後イネが岩場に落ちて死んでしまったという。事件の真相を突き止めるため、左右馬、鹿乃子、雅が品子と会うと…。

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