1975年に放送をスタートした、東映制作の子ども向け特撮テレビドラマ「スーパー戦隊シリーズ」。初代となる『秘密戦隊ゴレンジャー』から現在放送中の『爆上戦隊ブンブンジャー』まで48作品が制作されており、マスクスーツ姿をしたヒーローたちの活躍が幅広い世代に親しまれています。

シリーズを通して戦隊メンバーには様々なカラーが割り振られていますが、中でも外せないのがレッド(赤の戦士)の存在です。どの作品でも中心的人物として戦隊を率いることが多く、その姿に憧れる子どもたちは少なくありません。

そこで今回は、マイナビニュース会員703人に「好きな『スーパー戦隊シリーズ』歴代レッド(赤の戦士)」についてアンケートを実施。結果をランキング形式でご紹介します。

  • ※画像はイメージです

「スーパー戦隊シリーズ」歴代レッド(赤の戦士)ランキング

好きな「スーパー戦隊シリーズ」歴代レッド(赤の戦士)をマイナビニュース会員703名に聞きました。

  • 1位:アカレンジャー/海城 剛「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)(25.3%)
  • 2位:ゴーカイレッド/キャプテン・マーベラス「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011年)(4.7%)
  • 3位:バルイーグル/大鷲龍介「太陽戦隊サンバルカン」(1981年)(3.9%)
  • 4位:シンケンレッド/志葉丈瑠「侍戦隊シンケンジャー」(2009年)(3.4%)
  • 5位:ニンジャレッド/サスケ「忍者戦隊カクレンジャー」(1994年)(3.2%)
  • 6位:ハリケンレッド/椎名鷹介「忍風戦隊ハリケンジャー」(2002年)(3%)
  • 7位:デンジレッド/赤城 一平「電子戦隊デンジマン」(1980年)、ティラノレンジャー/ゲキ「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(1992年)(2.6%)
  • 9位:ドンモモタロウ/桃井タロウ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022年)(2.4%)
  • 10位:ファイブレッド/星川学「地球戦隊ファイブマン」(1990年)、オーレッド/星野吾郎「超力戦隊オーレンジャー」(1995年)、メガレッド/伊達健太「電磁戦隊メガレンジャー」(1997年)、ガオレッド/獅子走「百獣戦隊ガオレンジャー」(2001年)(2.1%)
  • 14位:バトルジャパン/伝 正夫「バトルフィーバーJ」(1979年)、チェンジドラゴン/剣 飛竜「電撃戦隊チェンジマン」(1985年)、ゴーレッド/巽マトイ「救急戦隊ゴーゴーファイブ」(1999年)、ゴーオンレッド/江角走輔「炎神戦隊ゴーオンジャー」(2008年)(1.9%)
  • 18位:ダイナレッド/弾 北斗「科学戦隊ダイナマン」(1983年)(1.7%)
  • 18位:ボウケンレッド/明石暁「轟轟戦隊ボウケンジャー」(2006年)、アカニンジャー/伊賀崎天晴「手裏剣戦隊ニンニンジャー」(2015年)、リュウソウレッド/コウ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(2019年)(1.7%)
  • 22位:アバレッド/伯亜凌駕「爆竜戦隊アバレンジャー」(2003年)、デカレッド/赤座伴番「特捜戦隊デカレンジャー」(2004年)、トッキュウ1号/ライト「烈車戦隊トッキュウジャー」(2014年)(1.5%)
  • 25位:ゴーグルレッド/赤間 健一「大戦隊ゴーグルファイブ」(1982年)、レッドホーク/天堂竜「鳥人戦隊ジェットマン」(1991年)、ギンガレッド/リョウマ「星獣戦隊ギンガマン」(1998年)、キラメイレッド/熱田充瑠「魔進戦隊キラメイジャー」(2020年)(1.3%)
  • 29位:スペードエース/桜井 五郎「ジャッカー電撃隊」(1977年)、レッドマスク/タケル「光戦隊マスクマン」(1987年)、マジレッド/小津魁「魔法戦隊マジレンジャー」(2005年)、キョウリュウレッド/桐生ダイゴ「獣電戦隊キョウリュウジャー」(2013年)、ジュウオウイーグル/風切大和「動物戦隊ジュウオウジャー」(2016年)、パトレン1号/朝加圭一郎「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(2018年)、ブンレッド/範道大也「爆上戦隊ブンブンジャー」(2024年)(1.1%)
  • 36位:レッドフラッシュ/ジン「超新星フラッシュマン」(1986年)、レッドターボ/炎 力「高速戦隊ターボレンジャー」(1989年)、タイムレッド/浅見竜也「未来戦隊タイムレンジャー」(2000年)、クワガタオージャー/ギラ・ハスティー「王様戦隊キングオージャー」(2023年)(0.9%)
  • 40位:レッドワン/郷 史朗「超電子バイオマン」(1984年)、リュウレンジャー/天火星・亮「五星戦隊ダイレンジャー」(1993年)、レッドレーサー/陣内恭介「激走戦隊カーレンジャー」(1996年)、ゲキレッド/漢堂ジャン「獣拳戦隊ゲキレンジャー」(2007年)、アラタ「天装戦隊ゴセイジャー」(2010年)、レッドバスター/桜田ヒロム「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012年)、ルパンレッド/夜野魁利「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(2018年)(0.6%)
  • 47位:レッドファルコン/天宮 勇介「超獣戦隊ライブマン」(1988年)(0.4%)
  • 48位:ゼンカイジュラン/ジュラン「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021年)(0.2%)

1位:アカレンジャー/海城 剛「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)(25.3%)

多くの作品の中から見事1位に輝いたのは、スーパー戦隊シリーズの原点である『秘密戦隊ゴレンジャー』にて誠直也が演じた「アカレンジャー/海城 剛」です。海城は壊滅した国際秘密防衛機構イーグル日本ブロックの生き残りで、秘密工作のスペシャリスト。鞭状の武器・レッドビュートなどを駆使し、ゴレンジャーのリーダーとして黒十字軍に立ち向かいました。

アンケートでは「赤といったらアカレンジャー」「僕たちのヒーロー」など熱いコメントが多数寄せられており、敵に真正面から立ち向かう熱血漢な姿が、当時の子どもたちの心を掴んで離さなかったことがうかがえます。

ユーザーコメント

  • 自分の幼少期、よく「ゴレンジャーごっこ」をやりました。アカレンジャーが好きな男の子、そして女の子皆がやりたがるモモレンジャー。アカレンジャーの誠直也さんは特捜最前線でも渋くてカッコよかった!(70代女性/長野県/設計)
  • 戦隊ものの「赤」と言ったら秘密戦隊ゴレンジャーの「アカレンジャー」しか思いつかないくらいのインパクトがあるのでこれにしました。何よりも原点だと思います。(30代男性/神奈川県/建設・土木)
  • 仮面怪人に対してコミカルなトリックを使い煙に巻いていくシーンは毎回楽しく見ていました。当時は小学校の一年生で、敵に真っ向から立ち向かうアカレンジャーの姿は当時の僕たちのヒーローでした。(60代男性/富山県/その他)

2位:ゴーカイレッド/キャプテン・マーベラス「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011年)(4.7%)

2位には、2011年放送の『海賊戦隊ゴーカイジャー』から小澤亮太が演じる「ゴーカイレッド/キャプテン・マーベラス」が選ばれました。同作はスーパー戦隊シリーズ35周年を記念した作品で、過去作品とクロスオーバーした世界観が特徴です。キャプテン・マーベラスは宇宙海賊のリーダーを務めるワイルドな人物で、地球に眠る「宇宙最大のお宝」を探しながら宇宙帝国ザンギャックの猛威を退けました。

アンケートでは、海賊としての荒々しさや豪胆さを持ったキャラクター像を評価するコメントが寄せられています。役者の演技の上手さや、豪快で見応えのある戦闘シーンなども好評のようでした。

ユーザーコメント

  • 海賊の戦隊のリーダーとして、荒々しさと仲間を思う優しさがあり、印象深いキャラクターだった。レッド役の役者も上手かった。(50代男性/大阪府/サービス(その他))
  • 迫力があり、かっこいいシーンが多かった。(40代女性/神奈川県/その他)
  • 戦闘シーンも豪快で見応えがあるので。(40代女性/大阪府/フードビジネス(総合))

3位:バルイーグル/大鷲龍介「太陽戦隊サンバルカン」(1981年)(3.9%)

3位には、1981年放送の「スーパー戦隊シリーズ」第5作目『太陽戦隊サンバルカン』から、川崎龍介が演じる「バルイーグル/大鷲龍介」がランクイン。大鷲は地球平和守備隊の一員としてサンバルカンのリーダーを務めた人物で、航空学に秀でています。機械帝国ブラックマグマと戦いましたが、後にNASAの宇宙開発に携わるべく、バルイーグルの座を飛羽高之(演:五代高之)に託して旅立ちました。

アンケートでは、アクションやキャラクターの魅力が理由として挙げられているほか、特徴的な名乗りのポーズについて「かっこよくて印象に残っている」という声が多数寄せられています。

ユーザーコメント

  • アクションがかっこいいので(50代男性/京都府/その他)
  • 3人のキャラクターが魅力的(60代男性/千葉県/サービス(その他))
  • 鷹のポーズがかっこよかったから。当時幼稚園児でしたが、とても印象に残ってます。(30代男性/福島県/その他)

4位:シンケンレッド/志葉丈瑠「侍戦隊シンケンジャー」(2009年)(3.4%)

4位には、2009年に放送された「スーパー戦隊シリーズ」初の"侍"モチーフ作品『侍戦隊シンケンジャー』から、松坂桃李が演じる「シンケンレッド/志葉丈瑠」が選ばれました。志葉は、現代まで続く侍の一族・志葉家の当主を務める冷静沈着なリーダー。華麗な剣捌きと文字に秘められたパワー"モヂカラ"で外道衆に立ち向かいました。

同作は、現在も多方面で活躍する松坂桃李の俳優デビュー作であることから、演者の魅力について言及するコメントが多く寄せられています。また、武士の凛々しさやクールな性格など、キャラクター性も好評なようでした。

ユーザーコメント

  • レッドらしからぬクールな性格がカッコいいし、自分が犠牲になっても仲間を守ろうとするところもカッコいい。(40代女性/青森県/サービス(その他))
  • 松坂桃李さんが出演していたので一番好きです。(50代男性/大阪府/フードビジネス(総合))
  • リーダーが殿様という、これまでの戦隊シリーズと比較してちょっと異色の世界観だったと思う。そして、その主人公を演じた松阪桃季が、武士の凛々しさを良く表現していて見どころがあり、お気に入りのシリーズ。(70代男性/愛知県/コンピューター機器)

5位:ニンジャレッド/サスケ「忍者戦隊カクレンジャー」(1994年)(3.2%)

5位には、1994年放送の『忍者戦隊カクレンジャー』に登場する「ニンジャレッド/サスケ」(演:小川輝晃)がランクイン。猿飛佐助の子孫である忍者の戦士という設定で、喧嘩っ早い性格ですが高い能力を秘めています。また、レッドでありながらリーダーを務めていないという歴代でも数少ないポジションの人物で、頼りになる最年長のキャラクターとして活躍しました。

アンケートではキャラクター自体の魅力を推す声が多く、親御さんたちから「子どもが見ていて一番印象に残った」というコメントが数多く寄せられていました。

ユーザーコメント

  • 忍者とヒーローをうまく組み合わせた名作(40代男性/滋賀県/広告・出版・印刷)
  • 忍者戦隊なので、とてもインパクトがあるから(30代女性/東京都/その他電気・電子関連)
  • 子どもが小さい頃に見ていたので、印象に残っています。キャラクターが面白く、口調もよく子どもがまねしていました。(40代女性/福岡県/教育)

まとめ:レッド(赤の戦士)には魅力的なキャラがたくさん!

今回のアンケートでは、初代レッド(赤の戦士)である「アカレンジャー/海城 剛」が約3割の票を集める結果となりました。「これぞ『レッド』の原点」「全ての始祖」「リーダーは『赤』という定義をつくった」などのコメントがあり、シリーズの中でも重要な位置を占めているキャラクターであることがうかがえます。

長い歴史を誇る「スーパー戦隊シリーズ」は、これまでに動物、海賊、忍者、侍と、多種多様なモチーフをもとに物語が紡がれてきました。その中で、様々な性格や立場のレッド(赤の戦士)が誕生し、どれも作品の特徴を反映した魅力的なキャラクターとなっています。ぜひ、不動の人気を誇るレッド(赤の戦士)にも注目して、作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。

調査時期:2024年9月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計703人
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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