東武鉄道は11日、「スペーシアX」の運行1周年を記念し、「東武佐野線営業運転」記念ツアーを10月5日に実施すると発表した。「スペーシアX」が初めて佐野線で営業運転を行うとのことで、葛生駅構内にて撮影会、佐野駅ホームにて車内見学会も予定されている。
「スペーシアX」の佐野線での営業運転に合わせ、北千住駅を起点とする観光ツアーと撮影会ツアーを催行。東武ファンクラブ限定プラン(北千住駅発着)も用意される。各ツアーとも東武トップツアーズの「東武旅倶楽部」で発売されている。
観光ツアー「ぶどう狩りと佐野プレミアムアウトレット日帰りツアー」は参加者45名を募集。北千住駅から「スペーシアX」に乗車し、佐野駅からツアー専用観光バスで佐野線沿線のフルーツ狩りとショッピングを楽しんだ後、復路も「スペーシアX」を利用して北千住駅へ帰着する。
撮影会ツアー「スペーシアX 撮影会 in 葛生」は、北千住駅発着の参加者21名に加え、現地集合解散の参加者も15名募集。グループ分けを行った上で撮影会を実施し、葛生駅構内で「スペーシアX」の車両外観を撮影できる(車内への立入りは不可)。三脚・脚立・踏台・自撮り棒・ドローン等の使用はできない。不測の事態で撮影会を中止または内容を変更する場合がある。
途中の佐野駅で、一般利用者を対象とした車内見学会も行う。見学時間は14時50分から15時40分まで(予定)。ツアー参加者以外が駅構内に入場する場合、乗車券類または入場券の購入が必要。ホーム上での見学となるため、他の列車が到着する場合など動線を制限する場合がある。その他、佐野駅前広場で「こども制服着用体験」や佐野市観光PR、地域物産品の販売も予定されている。