元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が7日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【最終順位予想】セを制するのはどこだ? 大逆転の可能性は? パリーグCS争いは? 最終月間順位予想を発表します!」に出演。新庄剛志監督率いる日本ハムで状態を心配する選手を明かした。

新庄剛志監督

清宮幸太郎とレイエスの活躍を絶賛

森藤恵美が「日本ハムは8月、豊さんがおっしゃっていたように、清宮(幸太郎)、レイエス。その2人がボンボン打っていたというのは大きいですね」と水を向けると、高木氏は「大きいな」とこくり。そして、「レイエスはチームの雰囲気を変えられるだけの力があるし、清宮は覚醒してるよね。もうそんなに大きくは崩れない。打ち方も、もうわかったみたいな。形に、ピチッとはまったようなバッティングを見せてくれている」と絶賛した。

しかし、その一方で「このふたりはいいんだけども、ひとり心配なのは万波かな」「状態があんまり良くない」と、万波中正の状態を不安視。「スタメンに名前がないと、あの肩という脅威が使えない。万波がいるだけで、1・3塁を作りにくいからね、他の球団は」と、万波の守備面での貢献を改めて説明したうえで、「日本ハムの場合は、現在の地位を守ろうとしたら、守備だけだな。守備の破綻から失点するとブレーキがかかるというかさ」「守備だけ気をつけとかないといけないなとは思う」と指摘していた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。