女優の白石麻衣が、フジテレビ系ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(10月8日スタート、毎週火曜21:00~)に出演する。
反町隆史演じる人情味あふれる昭和刑事・飛鷹千寿と、杉野遥亮演じるクールな令和刑事・不破利己令和刑事が、長期にわたって未解決となっている実質“オクラ(お蔵入り)”状態の事件に挑むドラマ。白石が演じるのは、千寿&利己と同じ部署に所属する元ヤン女性刑事・結城倫子だ。
捜査一課特命捜査情報管理室・通称“オクラ”所属の女性刑事で、気もけんかも強い勝ち気な性格。オクラの前に所属していた“組対”(組織犯罪対策部)では、ヤクザ30人を組ごと病院送りにしたと警視庁内でウワサになっている。利己がオクラに来てからは、考え方の違いで度々ぶつかり合う千寿と利己の間に入り仲を取り持つ立ち位置に。10年前に起きた警察官連続殺人事件で殉職した千寿の元同僚・結城真一の娘だ。
コメントは、以下の通り。
■白石麻衣
――今作への意気込みを教えてください
「『風間公親-教場0-』以来、2度目の刑事役となります。刑事ドラマの作品はどれも大好きなものばかりなので今作も楽しみです。そして反町さんと杉野さんが昭和の刑事と令和の刑事ということで、まさにピッタリなお二方と共演できるのはすごくうれしいです!反町さんは『GTO』や『ビーチボーイズ』で見ていた世代だったので、俳優の大先輩として見て学ぶ部分もたくさんあると思うのでこっそり盗んでいきたいです。そして杉野さん含め、他共演者の方々と良い空気感で撮影できるように私自身も頑張りたいです!」
――役どころについて教えて下さい
「倫子は口調や発するワードが強めなので、特に言葉遣いは強い女性になるようにヤンキー感を加えていきたいです。ヤンキーな部分というのは自分とは正反対なので、スマホで“女性 ヤンキー”と検索してみたんです(笑)。検索していくと“ヤンキー”と言われる方々は、仲間を大切にする人情深い部分があって、仕事に向き合う姿勢は大事にしつつ守るものは守って、叩き直したいことには喝を入れる…すごく温かい人たちなんじゃないかと感じたんです。その感じた部分を役に生かしつつ、監督からは目の表情でオンオフをつけてほしいと言われたので、そこも意識していきたいです」
――台本を読まれていかがですか?
「キャラクターが本当に個性豊かで、掛け合いのせりふを見ているだけでも面白くなりそうなシーンがたくさんあります。単なるヒューマンミステリーな刑事ドラマではなく、ヒューマンミステリーの中にもほんのりコメディーな部分もあって、オクラ内でのシーンの空気感も大事になると思います。皆さんと撮影する中で探り探り作り上げていきたいです。そして、いろいろなところに謎がちりばめられていて、私も台本をもらうたびに物語にのめり込んでいます」
――放送を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします!
「刑事ドラマだけどエンタテインメント作品であり、社会的な一面もある作品になりそうです。事件を解決にするにあたってそれぞれのキャラクターがどう動くのか。一人一人の個性的なキャラクターも見ごたえのある作品になると思います。私自身も楽しみにしているので、とにかく楽しみにしていてください!私も撮影頑張ります!」
■プロデュース・足立遼太朗氏(フジテレビ ドラマ制作部)
「白石麻衣さん演じる結城倫子は勝気な性格で千寿と利己の仲を取り持ち、本作の明るいムードを支えるキャラクターです。父親を事件で失った過去があり、遺族の気持ちに誰よりも寄り添う一面を持っています。白石さんの見せる鋭くて強い目と、そして柔らかく優しい表現力は倫子を魅力的に演じていただけると思いオファーさせていただきました。倫子には元ヤンとして思いっきり暴れてもらいたいと思います!新しい白石さんが見られると思いますので、ぜひご期待ください。そして千寿と利己との絶妙な掛け合いもお楽しみに!」
【編集部MEMO】
今作の台本を読んだ反町隆史は「展開がスピーディーというのが印象的でした。毎話いろいろな事件に挑んでいくのですが、物語が進むにつれて単に未解決事件を追うだけではなく、後半に向けては違う形のストーリーになっていくので最初から最後まで楽しみにしていただきたいなと思います!」、杉野遥亮は「重厚な作品だなと思う一方で、登場人物たちの掛け合いのせりふを見ていると面白くなりそうだなという場面もあるんです。クセの強いキャラクターたちとのシーンも楽しみです。第1話から期待できるような場面がたくさんあるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです!」とコメントしている。
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