女優の畑芽育が主演を務める、映画『うちの弟どもがすみません』(12月6日公開)のメイキング映像が16日、公開された。

  • 映画『うちの弟どもがすみません』

同作はオザキアキラ氏による同名漫画の実写化作。大好きな母親と新しい父親との穏やかな生活に憧れる女子高生・糸を待っていたのは、超イケメンだけどクセ強な4人の弟たち。「こんな新生活聞いてない!」と戸惑いつつも、父親の転勤でいきなりスタートするする姉弟5人での同居生活を描く。ぶっきらぼうだけど、実は家族を大切に思う長男・源をHiHi Jetsの作間龍斗、頭脳明晰でまわりをよく見ている策略家の次男・洛を美 少年の那須雄登、繊細でミステリアスな三男・柊を少年忍者の織山尚大が演じ、甘えん坊な一家のアイドルで四男・類役には、11歳の内田煌音が抜てきされた。

映画『うちの弟どもがすみません』、スペシャルメイキング映像公開

今回公開されたのは、キャストのコメントとあわせ、ティザービジュアルの撮影風景や、和気あいあいと撮影を進める現場での様子が収められたスペシャルメイキング映像。

畑が「(私自身は)5人兄弟の末っ子なんですけど、立派なお姉ちゃんを演じております!」と長女・糸と同じく気合十分な様子で語ると、今作のために原作のキャラクターに寄せて、バージンヘアを染め、ピアスを身に着けて撮影に臨んだ長男・源役の作間も「僕今までずっと黒髪だったんですけど、ピアスも(しているので)違う人間ではあるなって思ったりする」と、役作りへの思いを話した。

那須は自身が演じる次男・洛について「心の機微にいち早く気づく鋭いタイプ。どうなっていくのかすごい楽しみです」と期待をふくらませ、三男の柊を演じる織山も「兄思いなんだな~っていうシーンがとってもあったし、すごい考えていたんだなって」と、ミステリアスで繊細な柊の役柄についてコメントを寄せた。四男・類を演じる内田は「僕のポンコツなところが似てて、ポンコツのままいきたいと思います」と元気いっぱいに意気込みを語った。

5人がまるで本物の姉弟のように家で楽しそうに笑顔で過ごしている様子や、真剣な表情を浮かべながらカメラの前に立つ畑の姿、自前のカメラで成田家メンバーを撮影する作間、那須の変顔、織山が内田を可愛がる様子もふんだんに散りばめられ、畑の「とっても楽しく撮影させてもらっています!」というコメントからも、現場の和気あいあいとした様子が伺える。さらには「I Love 成田家です」というコメントも飛び出す。内田が本物の電車での撮影に興奮し無邪気な笑顔で場を和ませると、作間・那須・織山が可愛がり、本当の兄弟のような関係も覗くことができる。

(C)2024「うちの弟どもがすみません」製作委員会 (C)オザキアキラ/集英社

【編集部MEMO】
『うちの弟どもがすみません』(略称:うち弟)原作は、2020年『別冊マーガレット』2月号から連載を開始し、4年で8回表紙を飾る同誌の看板作品。大好きなお母さんと新しいお父さんとの穏やかな生活に憧れる女子高生・糸を待っていたのは、超イケメンだけどクセ強な4人の弟たちだった。持ち前の明るさと面倒見の良い性格で少しずつ新しい弟たちと打ち解けていくが、長男・源は常にぶっきらぼうで、三男・柊は部屋にこもって出てこず、糸はふたりの心を開こうと奮闘。源の言動が、家族を想ってのことだと気づいた糸は、いつしか源のことが気になる存在に。さらには、柊が糸にトクベツな気持ちを抱いて、事態は思わぬ方へ向かっていく。