スガワラくん社が運営するYouTubeチャンネル「脱・税理士スガワラくん」は、「タンス預金と新紙幣」についてのアンケート調査結果を7月25日に発表した。同調査は2024年7月19日に、35歳以上65歳未満の全国の男女300人を対象に行われた。

  • タンス預金の総額はいくらですか?

自宅で現金や財産を保管する"タンス預金"はあるか聞き、「はい」(41.7%)と回答した125人にタンス預金の総額を訪ねたところ、最多は「10万円未満」(27.2%)。以降、「10万円~30万円未満」(25.6%)、「50万円~100万円未満」(16.8%)、「30万円~50万円未満」(12.0%)と続いた。

これにより、タンス預金している人の約8割が100万円未満で、約半数が30万円未満と少額であることがわかった。一方、「1,000万円~1億円未満」「1億円以上」(各1.6%)もわずかながらいた。

  • タンス預金の用途は何ですか?

続いて、タンス預金の用途を聞いたところ、7割超が「万が一に備えたい」(72.0%)と回答し最多に。「自分の趣味や娯楽に使いたい」も3割(32.0%)いる中、「国に把握されたくない」(3.2%)や「家族や子供に資産を残したい」(1.6%)という回答もあった。

  • 新紙幣を持っていますか?

続いて、新紙幣を持っているか聞いたところ、8割弱(76.7%)が「持っていない」と回答し最多となった。「千円札を持っている(持っていた)」(14.3%)と「一万円札を持っている(持っていた)」(13.3%)は1割超、「五千円札を持っている(持っていた)」は6.0%だった。

新紙幣を持っている(持っていた)と回答した70人に新紙幣は使ったか尋ねたところ、「まだ使っていない」(77.1%)が最多となり、「早速使った」は2割(20.0%)だった。また、「使おうとしたが、使えなかった」は2.9%、「ネットオークションなどに出品した」も1.4%いた。