JR西日本中国統括本部岡山支社は27日、姫新線津山~新見間で「DEC700」による快速「ハレのモリ」を9月28日から11月24日まで土日祝日に運転すると発表した。「DEC700」について、「当社管内での営業運転は初となります」とのこと。

  • 「DEC700」の快速「ハレのモリ」を姫新線津山~新見間で運転

  • 「DEC700」の車内イメージ(2022年10月のイベント取材時に撮影)

「DEC700」はディーゼルエンジンと発電機で発電した電力により、モーターを駆動して走行する「新型電気式気動車」とされ、快速「ハレのモリ」はバッテリー搭載によるハイブリッド方式で運転予定。9月28日から11月24日までの土日祝日、姫新線津山~新見間で各日1往復を設定し、下りは津山駅8時28分発・新見駅10時36分着、上りは新見駅15時48分発・津山駅17時36分着で運転される。車内は全席自由席となる。

岡山県などと連携した「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が9月28日から11月24日まで開催されるにあたり、JR西日本中国統括本部岡山支社は利便性向上と広域的な周遊観光を目的にアクセス充実を図る。列車の増発・増結に加え、観光列車も運転予定。この一環で「DEC700」の快速「ハレのモリ」が設定され、列車の増発で津山~新見間の移動がよりスムーズで便利に。鉄道でのアクセスを充実させ、「森の芸術祭」の盛り上がりと地域の魅力発信に貢献するとしている。