名古屋鉄道は23日、創業130周年企画の一環として、2000系「ミュースカイ」の通常配色を反転して塗装した「ブルーミュースカイ」1編成(4両編成)を6月30日から運行すると発表した。反転塗装に合わせて内装も変更する。

  • 「ブルーミュースカイ」イメージ

運行開始に先立ち、名古屋鉄道と名鉄観光サービスが「名鉄創業130周年記念 反転塗装ミュースカイお披露目の旅」を6月29日に催行。名鉄観光サービスが企画する募集型企画旅行商品として発売され、通常の営業運転を行う前の「ブルーミュースカイ」に先行して乗車できる。

当日は本宿駅を10時16分頃に発車し、名古屋本線・犬山線を走行後、営業列車が入線することのない西枇杷島駅構内の犬山線側留置線へ。鉄道ファンから「聖地」とも呼ばれる三角地帯で降車(約60分)し、一般公開していない場所から名古屋本線・犬山線の列車を間近で楽しめる。イベント列車の撮影、名鉄創業130周年記念ロゴをあしらった限定グッズの販売等も行う。その後、犬山線・各務原線を走行し、名鉄岐阜駅で降車(約30分)。新鵜沼駅へ15時30分頃に到着する。

  • 名鉄創業130周年記念ロゴ

  • 西枇杷島駅構内三角地帯 イベントイメージ

旅行商品は名鉄観光サービスの専用サイトまたは同社の各支店(愛知県、岐阜県、三重県)で、5月28日10時に発売。オリジナルトートバックと「ブルーミュースカイ」初乗車証明書(座席番号入り)が付属し、旅行代金は1万9,800円。180名(最少催行人員100名)を募集する。