LINEでの会話中やデートの最中、ふとした時に相手から「疲れた」と言われたら、何と答えていますか? 「そんなことで疲れるなんてまだまだだね」「私の方が疲れてる」なんて答えている方は、もしかしたら相手を不快にしているかもしれません。

この記事では「疲れた」と言われた時の上手な返し方を相手が男性の場合・女性の場合に分けて紹介します。

男性から「疲れた」と言われた時に返す言葉は

  • 男性から「疲れた」と言われた時に返す言葉は

    男性から「疲れた」と言われた時に喜んでもらえる例を紹介

男性から「疲れた」と言われたら女性は何と回答するといいのでしょうか。ここでは男性に喜んでもらえる例を紹介します。

認める言葉

何と返すか悩んだ時は、とりあえず相手の男性の頑張りや労力を認める言葉をかけておけば喜んでもらえるのでおすすめ。誰だって、頑張りや努力を認められるとうれしい気持ちになりますよね。

相手の努力を身近で見てきたのであれば、結果だけでなくその過程での頑張りも褒めてみてください。「この人は自分の努力を知ってくれている」と相手はあなたに対して安心感を抱いてくれるはずです。

【認める言葉の例】

  • 「毎日遅くまで残業をしているし、周りからいつも頼られているんだね」
  • 「ここ数日激務だったのに、質を落とさずに働けているのすごいよ」
  • 「先週も出張だったし、体を休める時間がないなか頑張っていたよね」

ねぎらう言葉

体や精神をねぎらう言葉をかけてもらえると、なんとなく癒されるような気分になりますよね。特に疲れている時に自分のことをいたわってくれるような言葉を投げかけられると、いつも以上にその言葉が染み渡るものです。

【ねぎらう言葉の例】

  • 「今日も遅くまでお疲れさま」
  • 「朝早くからこんなに夜遅くまで大変だったね」
  • 「〇〇君がこんなに頑張って働いてくれたおかげで、今回のプロジェクトも成功しそうだよ。ありがとう」

休みを促す言葉

男性が「疲れた」と言っているのは、激務による寝不足など、生活習慣が原因かもしれません。本人は気づいていないことも多いので、ゆっくり体を休めることをすすめてあげるのもいいでしょう。

【休みを促す言葉の例】

  • 「最近夜遅くまで頑張っているし、今日は早めにお休みしたら?」
  • 「週末はゆっくり休もうね」
  • 「明日は目覚ましをかけずに思う存分寝てていいよ」
  • 「体を休めることも大事な仕事だから、今日はゆっくりしようよ」

「疲れた」と言う男性がしてほしいこと

  • 「疲れた」と言う男性がしてほしいこと

    弱音を吐く男性は女性に何をしてほしいの?

「疲れた」と弱音を吐く男性は女性に何を望んでいるのでしょうか。ここでは考えられる例を紹介します。

癒す・いたわる・励ます

「疲れた」と女性の前で弱音を吐くのは、「癒してほしい」という気持ちの表れかもしれません。言葉や態度で相手の疲れを癒してあげましょう。

さきほど紹介した「認める言葉」「ねぎらう言葉」「休みを促す言葉」を参考に、相手が安心できるような言葉をかけてあげると喜んでくれるはずです。恋人や夫婦などの深い関係性がある場合は、手を撫でてあげる、背中をさすってあげるといったスキンシップも相手をリラックスさせてあげられる方法の一つですよ。

手料理

男性は疲れている時、彼女や妻の手料理を食べたくなる人も多いんだとか。食べ慣れている味付けの手料理を食べると、ホッと心が落ち着くそうです。

手の込んだ料理を用意しなくても、帰宅時にあたたかい食事を食べられるように用意してあげると、きっと喜ばれるはずです。

マッサージ

体が疲れている時は、彼女や妻のマッサージを受けたいという声も。ホッとくつろげるソファや心地よいベッドルームで体をほぐしてあげましょう。簡単なのは肩をもんであげることです。他にも、頭皮や背中、腰、足、手などをマッサージしてあげてください。

マッサージをするのが難しい場合、軽くさすってあげるだけでも十分です。気持ちよく体が温まったらそのまま寝てもらえば翌朝には元気になってくれているでしょう。

一人にさせてほしい

疲れるととにかく「一人になりたい」と感じる男性もいます。疲れている様子を見るとあれこれ世話を焼きたくなるかもしれませんが、「一人にさせてほしい」と言われた場合はぐっとこらえて放っておいてあげてください。

ストレスや疲れがたまると一人になりたいタイプの男性にとって、部屋で一人でぼーっとする、ゲームに没頭する、一人で飲みに行く、散歩をしてくる、といった一人の時間が疲労やストレスを解消する大事な瞬間。干渉しないでいてあげるのも愛情といえるでしょう。

女性から「疲れた」と言われた時に返す言葉は

  • 女性から「疲れた」と言われた時に返す言葉は

    女性から「疲れた」と言われた時にはどうすれば?

女性から「疲れた」と言われたら男性は何と回答するといいのでしょうか。ここでは女性に喜んでもらえる例を紹介します。

何があったのか聞く言葉

疲れてしまった背景や理由を聞いてみましょう。女性は話すことがリフレッシュに繋がるという人も多いので、疲れるに至った経緯を質問して答えてもらうことで、疲労やストレスを緩和させてあげられるかもしれません。

【休みを促す言葉の例】

  • 「何かあったの?」
  • 「大丈夫?よかったら話を聞くよ」
  • 「疲れているようだけど、嫌なことでもあった?」

共感する言葉

疲れてしまった心境に寄りそってもらうだけでも、女性は癒されるそうです。事情を聴きつつ、共感の気持ちを示しましょう。

【共感する言葉の例】

  • 「そんなことがあったら疲れてしまうのも当然だよね」
  • 「それはつらいね、よく耐えたと思うよ」
  • 「あんなことがあったら落ち込むには当たり前だよ、無理しなくていいよ」

休みを促す言葉

仕事にプライベートにと、最近は常に忙しい女性も増えています。「疲れた」と弱音を吐いたのは、疲れが限界まで溜まってしまったからなのかもしれません。そのような時は、相手の女性が安心して休めるような声がけができると喜んでもらえるはず。

【休みを促す言葉の例】

  • 「家事は僕がやっておくから、明日は自分のためだけに時間を使っておいでよ」
  • 「明日は好きなだけだらける日にしよう」
  • 「今日はゆっくりお風呂に入って早めに休もうね」

「疲れた」と言う女性がしてほしいこと

  • 「疲れた」と言う女性がしてほしいこと

    女性が疲れた時にしてほしいことは?

「疲れた」と弱った姿を見せてくる女性は男性に何をしてほしいのでしょうか。ここでは考えられる例を紹介します。

話を聞く

先述したように、女性は話すことでストレスや疲労感を解消することが多いです。まずはゆっくりと話を聞いてあげましょう。会話は脳に刺激を与え、充実感で満たしてくれます。帰宅後に疲れた様子であれば「今日は何かあったの?」と一声かけてあげてください。

相手が話し始めたら途中でさえぎるのは禁物です。また、上から目線のアドバイスや相手を否定するような言葉も飲み込みましょう。疲れの元となる問題が解決していなくても「話したら案外すっきりした」ということはよくあるものです。

手伝う

「疲れた」といわれたら「何か手伝おうか?」と声をかけてあげるのも喜ばれます。相手がしてほしいことを聞きだして、お手伝いをしてあげましょう。洗濯や掃除を手伝う、子どもの面倒を見る、仕事を手伝うなどできることはたくさんあります。

たとえ「手伝わなくて大丈夫」と断られたとしても、女性は「自分のことを気にかけてくれた」という事実だけで嬉しいものなので、その声かけは無駄ではありません。

気分転換をさせる

気分転換を促してあげるのもおすすめです。例えば美味しい食事や飲みに連れて行ってあげるのもよいでしょう。お互いに好意がある関係であれば気分転換と称してちょっとしたデートに誘うのも手です。

ただ、体を疲れさせてしまうようなスポーツや長時間拘束してしまうようなデートは控えましょう。

ゆっくりさせる・休ませる

日々忙しく過ごす女性が「疲れた」と言う時は、少しでもゆっくりしてもらえるように気遣ってあげましょう。普段女性が家事でジタバタしているのであれば、部屋をきれいにしたり、食事を作ってあげたりと、女性の疲労がたまる原因となっているものを巻き取ってあげるのがおすすめです。

女性が「あれもこれもやらないと……」と思っているようであれば、心からリラックスした状態で休むことはできません。何も心配のいらない状態で休ませてあげましょう。

疲れた心に寄り添ってあげよう

「疲れた」と言われたら、その言葉を否定せずに受け止めてあげてください。そのうえで相手の心境に寄り添って、言葉をかけてあげたり、いたわってあげたりしましょう。上手にできればお互いの関係も深まります。