元プロ野球選手で野球解説者の清水直行氏が4月22日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「【注目】藤田流イチロー選手の攻略法とは!?」に登場。NPB引退後に、ニュージーランドで野球指導をしていた理由を明かした。

  • 清水直行氏 =BSJapanext提供

「WBCの予選の予選」がきっかけ

ロッテ、横浜で活躍し、アテネオリンピックでは日本代表として、銅メダルにも輝いた経験を持つ清水氏。実は、2014年、ニュージーランド野球連盟のGM補佐・野球ニュージーランド代表統括コーチを経て、第4回のWBC予選では、ニュージーランド代表投手コーチを務めている。

そのきっかけは現役引退後の解説の仕事で、清水氏は「WBCの予選の予選を観たんです」「台湾とニュージーランドの試合を観たんです」「7回まで0-0やったんです。『ウソやん』『強いの?』と思って」と、野球が盛んなことで知られる台湾と、ニュージーランドが好勝負を演じたことで興味を持ったと告白。「その試合を観た時に、『僕は野球が盛んな日本で育ったけど、野球が盛んじゃない国で野球が育っていくのを見てみたいな』と思って行ってみようかな」と振り返った。

続けて、「『なんかやれることないですか?』って手紙書いたんです」といい、「結果、向こうの連盟の人が『これって、君は本物か?』という話が向こうから来て」「で、skypeで顔合わせしようかってなったのが一番最初」「それは結構早かったですね。2週間ぐらいでいきました」と回想。「自分の思いを伝えて、『もしニュージーランドで野球をこれから頑張るなら、なんかお手伝いさせてください』ということで、向こうが『一旦来たら?』と(誘ってくれた)」と、ニュージーランド代表と関わるようになった背景を明かしていた。

【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週火曜22:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。番組MCを上田まりえ、スピードワゴン・小沢一敬、ビビる大木らが務め、初回ゲストには上田がアシスタントとして出演するYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂 』も注目を集めている球界のレジェンド、上原浩治氏が登場した。