元プロ野球選手で野球解説者のG.G.佐藤氏が10日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「【注目】世紀の落球の舞台裏を明かす! あの監督からの忘れられない一言とは?」に登場。自身の契約金に関する“誤報”について語った。

G.G.佐藤氏

契約金は「300万円」

法政大学卒業後、フィラデルフィア・フィリーズ1Aに入団し、プレーしていた経験を持つG.G.佐藤氏。2002年に帰国すると、西武の入団テストを受験、伊東勤氏に見出される形で、2003年のドラフト会議で7巡目指名を受けたという異色の経歴を持っているが、大卒かつアメリカ経験者ながらも、契約金は「300万円」だったという。

G.G.佐藤氏は「7位はもうちょっともらってるんですけど、普通の人は。僕、テスト生だったんで。『獲ってあげるよ』という。今で言う、育成選手みたいな感じだったんですよね」と明かしつつ、「そのくせ、ずるいのが、新聞の公表では3,000万円って書いてあったんです」と吐露。

さらに、「なのに手元、300万しかもらってないから、誰が3,000万円って情報を流してるのか頭にきて」「球団なのか分かりませんけど」と述べながら、「そのバチバチしてるところから、契約交渉揉めたって過去があるんです。6回保留したんです」「『銭ゲバ佐藤』って書かれたんで」と、活躍するようになってからの契約交渉での“銭闘”につながったと、冗談めいた口調で振り返っていた。

【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週火曜22:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。番組MCを上田まりえ、スピードワゴン・小沢一敬、ビビる大木らが務め、初回ゲストには上田がアシスタントとして出演するYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂 』も注目を集めている球界のレジェンド、上原浩治氏が登場した。