「しゅふJOB総研」は、「仕事との両立と家族の協力」をテーマにした、アンケート調査結果を4月9日に発表した。同調査は、2024年3月12日~2024年3月19日の期間、ビースタイル スマートキャリア登録者および求人サイト「しゅふJOB」登録者665人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • いま仕事と家庭の両立に「悩んでいる」58.2%

いま仕事と家庭の両立に悩んでいるか聞いたところ、「悩んでいる(大いに悩んでいる/どちらかといえば悩んでいる)」人は58.2%だった。

年代別で比較すると、「30代以下」(85.9%)、「40代」(69.4%)、「50代」(45.7%)、「60代以上」(33.8%)となり、年齢が下がるにつれて悩んでいる割合が大きい傾向となった。

また、子どもの数別で比較すると、「子どもがいない」(49.4%)、「子ども1人」(57.1%)、「子ども2人以上」(60.6%)と、子どもの数に比例して割合が上がった。

  • 家族の中であなたが働くことを応援してくれる人は「配偶者」70.5%

家族の中で働くことを応援してくれる人について聞いたところ、1位「配偶者」(70.5%)、2位「子ども」(57.0%)、3位「母親」(19.8%)と続いた。「応援してくれる人はいない」と答えたのは10.1%と約1割となった。

一方、働くことを反対している人は、1位「いない」(86.0%)、2位「子ども」(5.0%)、3位「配偶者」(4.7%)と続いた。

  • 両立に悩んでいるか:配偶者の応援有無別比較/子どもの応援有無別比較

両立に悩んでいるかについて、配偶者の応援有無別比較をしたところ、「配偶者が応援してくれている人」は55.9%が「悩んでいる」と回答した。「応援してくれていない人」は、63.8%だった。

続いて、子どもの応援有無別比較をしたところ、「子どもが応援してくれている人」は54.3%が「悩んでいる」と回答した一方で、「応援してくれていない人」は、63.3%だった。