一般社団法人瀬戸内プロジェクトin広島と、内航海運業界の団体「中国地方海運組合連合会」は、2023年10月に実施した「帆船みらいへ体験乗船イベント」とその応報活動が「令和5年度海事広報アワード」で「海事局長賞」を受賞したことを4月5日に発表した。

海事広報アワードとは、国土交通省海事局が地方運輸局や海事関係団体を対象に、官民の優れた取り組みを横展開することで、海事広報に対するモチベーションアップや全体のスキルアップを図るとともに、お互いに刺激を与えられる海事広報を目指すことを目的として選考し、表彰するアワードだ。

「帆船みらいへ体験乗船イベント」は、2023年10月14日~15日の2日間、公募で集まった小中学生55名(宿泊コース、日帰りコース合計)が、神戸を母港とする海洋教育のための帆船「みらいへ」の乗船体験を通して、広島の海を五感で感じながら、海や船の役割と船で働くことについて、そして、帆船での体験乗船を通して、海のことや船のことを学ぶという企画。広島では初の開催だった。

イベントの開催のみでは完結せず、その様子を撮影し日本内航海運組合総連合会の公式YouTubeやマイナビニュースなどのWEBサイトで掲載されたことで、いつでもイベントの振り返りができるとともに、参加できなかった子どもたちも動画で楽しむことができるという、発展した広報を実施した点を、国土交通省海事局から高く評価されたという。

今後、海と日本プロジェクトin広島と中国地方海運組合連合会では、2023年度の当イベントの成功を受けて、2024年度にも実施する方向で準備中とのこと。私たちの生活に不可欠だけど、知っていそうで知らない船の乗船体験を通して「内航海運」の大切さや、海とかかわる仕事の紹介など、小中学生へ他に例のない「海の原体験」をこれからも提供していく。