あいの風とやま鉄道は10日、北陸地域色の413系が引退することを記念したラストランツアーを6月1日に開催すると発表した。引退する車両を用いた6両編成で運行され、富山駅でイベント列車の連結作業見学会、高岡駅で構内入換体験なども予定している。

  • あいの風とやま鉄道の普通列車に使用される北陸地域色の413系

ラストランツアーの募集人員は170名。当日の集合場所は富山駅とされ、12時30分頃から抽選で選ばれた70名限定でイベント列車の連結作業見学会を行う。その後、富山駅を13時30分頃に発車し、魚津駅へ。当日はボックス席を4名で利用し、指定席だが相席ありとのこと。イベント列車の運行中、抽選で選ばれた5名限定で車内放送体験を実施。413系に関するクイズ大会、イベント列車に掲出された記念ヘッドマークの撮影会も行われる。

魚津駅には14時0分頃に到着。ここで折り返し、富山・高山方面へ向かう。高岡駅到着は15時0分頃の予定。乗車したまま構内入換体験が行われ、再び折り返して富山駅へ。途中、呉羽トンネルで交直セクション通過疑似体験、早月川橋りょうで自動ブレーキ停車なども行う。富山駅には16時0分頃に到着する。参加特典として記念硬券入場券セット、イベント当日の臨時ダイヤを記した運転士用時刻表、乗車記念証、記念ポストカードなどが付く。

参加費は1人1万3,000円(大人・小人同額)。参加希望者はメールに必要事項を記入し、事前に申し込む必要がある(申込みは1グループ1通まで)。受付期間は4月10~14日。申込み多数の場合は抽選に。当選者にのみ、4月末までに当選通知を発送する。人数限定イベント(連結作業見学会、車内放送体験)の申込み方法等も当選通知で知らせるとのこと。