山崎武司、巨人・菅野智之を語る「ゲームを作るのはめちゃくちゃ上手」「でも…」

元プロ野球選手で野球解説者の山崎武司氏が25日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話『セ・リーグ順位予想』」に出演。巨人・菅野智之について語った。

巨人の2位予想が一致

同チャンネルでは今回、2024年シーズンのセ・リーグの順位を予想する企画を実施。その中で、巨人を2位に予想した山本昌氏は、「今回、阿部監督に代わって、若干ムードが変わって、キャンプでは非常に明るい感じでみんな調整してましたし、なんだかんだ打撃陣は元気だったら、岡本(和真)、坂本(勇人)がいて、丸(佳浩)がいて、力のあるバッターが揃ってるんで。門脇(誠)くんなんかもね、すごく評価高い」と絶賛。続けて、投手陣についても、「戸郷(翔征)くんと菅野(智之)くん、最近は山崎(伊織)くん、赤星(優志)くんも出てきてるんでね。あとは外国人投手入れてなんとかなるかな」と評価した。

すると、同じく巨人を2位に予想した山崎氏も「一番はやはり監督が代わってね、阿部新監督の野球をどういうふうにして選手がやっていくかってところで、また新しい風が吹いててきたんで」と、ポジティブな印象を告白。そして、「あとはやっぱり、軸は菅野ですよ」と菅野の名前を挙げることに。「菅野、戸郷でいうと、戸郷のほうが安定感がありますし、ちょっと心配なネタがあるのが、この前、台湾で菅野が先発したんですよ。その時、僕ちょうど台湾行っててテレビでやってたんですよ」と説明したうえで、「菅野らしい球を投げてないんです」と率直な印象を打ち明ける。

さらに、山崎氏は「ゲームを作るのはめちゃくちゃ上手です。でもやはり、前に僕たちが見てた菅野の投球はもう見られない、やはりかわしていくピッチングに変わっているので、この辺がどこまで通用するかですよね。今はテクニックでかわしていくピッチングになっているので、ちょっとそこは心配なんですけど」と持論を述べていた。