元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が25日、YouTubeチャンネル『解体慎書【宮本慎也公式YouTubeチャンネル】』で公開された動画「【三井ゴールデン•グラブ賞SP】伝説捕手が選ぶ“最強守備職人”は!? 古田、谷繁、矢野、西山が将来を託したキャッチャー!!」に出演。“キャッチャーから見た最強守備職人”を明かした。

谷繁元信氏

3人の“最強守備職人”

“キャッチャーから見た最強守備職人”を聞かれ、谷繁氏は「ベイスターズ時代だと、進藤(達哉)さん。あの人は安定感抜群だったね」と回答。さらに、「ドラゴンズに行って、まず荒木(雅博)の守備範囲の広さにびっくりした」と、荒木氏の名前を挙げ、「キャッチャーって打たれた瞬間にヒットって分かるじゃないですか。(でも荒木は)追いついた! ってことが結構ある。だから、荒木の守備範囲はびっくりした」と改めて目を丸くすると、宮本慎也氏も「大きかったよね。球場も広かったし、一・三塁になりづらい」と納得した様子だった。

また、谷繁氏は「外野でいうと、和田ベンちゃん」と和田一浩氏の名前も挙げ、「和田ベンのホームへの送球はめちゃくちゃ安定感ある。捕ってから早いし、めちゃくちゃ回転がいい球が来るから、めっちゃ捕りやすいんですよ」と明かしていた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。