パーソルキャリアの副業・フリーランス人材 マッチングプラットフォームサービス「HiPro Direct(ハイプロ ダイレクト)」は3月26日、「『副業』の動向調査・市場予測」を発表した。2023年4月1日~2024年2月29日時点の期間中に「HiPro Direct」に登録された案件、副業人材のデータをもとに算出している。

  • 「副業」の動向調査・市場予測

2023年度の副業市場は、1案件に対して副業人材の登録数が9.1倍と、案件に対して副業を希望する個人が非常に多かった。副業においては、専門的なスキルやノウハウを有する優秀な人材に出会うチャンスが豊富にあり、副業人材の活用という選択肢を持つ企業にとって優位な市況感と言える。

2023年度の職種別副業案件の1位と2位は、ビジネス環境の変化を受け、より専門性が問われるようになった「マーケティング/PR」「新規事業開発/事業企画」だった。副業人材の活用に積極的ではなかった「生産/製造」が9位にランクインしている。

  • 2023年度の職種別副業案件

業種別で見ると、1位は「人材サービス・アウトソーシング・コールセンター」、2位は「メーカー(素材・化学・食品・化粧品・その他)だった。3位は2024年問題が迫る「建設業」で、業務効率化や人事制度の見直しのために副業人材を積極活用していることがうかがえる。

  • 2023年度の業種別副業案件

2024年度は、専門知見やノウハウの獲得、強化に向けて、副業人材の活用が一層広がると予想される。2023年度は1回数時間で行うスポットコンサルを始めとした短期契約が多い傾向にあったが、2024年度は短期契約から入り、企業・個人が互いにフィット感を見極めた上で、中長期的・年単位で継続的に関わり合う事例が増えると予測されるという。