JR北海道は、航空会社3社(ANA / Peach / FDA)とのタイアップ商品として販売しているフリーパスについて、4月1日以降も継続して販売すると発表した。JR券に関して変更があり、座席未指定券を発売する列車の普通車指定席の空席も乗降り自由の対象となる。

  • 札幌~釧路間の特急「おおぞら」をはじめ、道内の特急列車は一部を除き、全車指定席に

ANA(全日空)と連携した「ANA きた北海道フリーパス」、Peachと連携した「Peach きた北海道フリーパス」「Peach ひがし北海道フリーパス」、FDA(フジドリームエアラインズ)と連携した「FDA きた北海道フリーパス」「FDA ひがし北海道フリーパス」の継続販売が決定したとのこと。各商品ともフリーエリア内の特急列車、快速・普通列車の普通車自由席が乗降り自由となるほか、座席未指定券を発売する列車の普通車指定席の空席が乗降り自由となる。快速・普通列車の普通車指定席は所定の回数(「きた北海道フリーパス」は4回、「ひがし北海道フリーパス」は5回)だけ利用できる。

「きた北海道フリーパス」は道央・道北エリアをフリーエリアとしており、有効期間は3日間。「ひがし北海道フリーパス」は道央・道東エリアをフリーエリアとしており、有効期間は4日間。ともに各航空会社の利用券1,000円分が付く。

「きた北海道フリーパス」の発売額は各社共通で大人1万6,200円・こども8,600円、「ひがし北海道フリーパス」の発売額も各社共通で大人2万円・こども1万500円。販売期間は2025年3月31日まで。「きた北海道フリーパス」の利用期間は2025年4月3日まで。「ひがし北海道フリーパス」の利用期間は2025年4月4日まで。新千歳空港駅の指定席券売機と「話せる券売機」でのみ販売される。