巨人の坂本勇人が15日、YouTubeチャンネル『西岡剛 チャンネル 【Nishioka Tsuyoshi Channel】』で公開された動画「【対談03】西岡剛×坂本勇人『原監督のバッティング指導について/今後のプランは?』」に登場。巨人・阿部慎之助監督の現役時代のバッティングについて語った。

坂本勇人

西岡剛も称賛

西岡剛から「日本で衝撃を受けたプレイヤーっていますか?」と聞かれ、「僕はやっぱり阿部さんですかね」と答えた坂本。守備の要である捕手というポジションでありながら、現役通算19年で、通算打率.284、2132安打、406本塁打、1285打点という素晴らしい成績を残した阿部氏だけに、西岡も「確かに。俺も衝撃を受けた」と同意しつつ、「阿部監督のバッティングのすごさってどこだと思います?」と聞くと、坂本は「柔らかさと強さがあれだけ備わってる選手はいないと思ってて」と自身の印象を打ち明けた。

続いて、西岡は「あとはミート力の高さ。どちらかと言うと長距離打者みたいなスイングをしてるのに、追い込まれたら、ちょんとショートの後ろに打ったりとか。芸術的なセンスですね」と絶賛。これに坂本がうなずきながら、「あとは調子いい時の1カ月とかは半端なかったですね。めちゃくちゃ打つ月とかあるので、その時は本当に止まらなかったんで。『マジですげえな』と思って」と振り返ると、西岡も「インローの打ち方とかも天才的やもんね」「しかもキャッチャーだから。キャッチャーってやっぱりタフなポジションだし、夏場なんか地獄だからね」としみじみと語っていた。

【編集部MEMO】
セ・リーグの遊撃手として史上初の首位打者獲得、右打者として最年少となる31歳10カ月での通算2000本安打達成など、数々の記録を作る坂本勇人。2023年シーズン後半からは定位置のショートからサードにコンバート。2024年シーズンはサードに専念する。