アイドルグループ・Travis Japanの吉澤閑也が、BSフジの料理番組『リモートシェフ』(4月21日から毎月第3日曜17:00~)に、MCとして加入する。

  • (左から)小山薫堂氏、吉澤閑也、内田嶺衣奈アナ

シェフが作り手のクッカーにリモートで料理を伝授し、与えられた時間内で料理のコツをいかに上手く伝えられるかを競う同番組。4月からリニューアルし、対決が8人のシェフによるトーナメント戦へ。イタリアン、フレンチ、タイ料理、ラーメンなど、今まで番組に出演してきた多ジャンルの一流シェフたちが、再びリモート対決に挑む。

そして、新MCの吉澤が加入。過去、クッカーとして番組に登場したことがある吉澤は、リモート指示のみで初めて魚をさばく経験をし、シェフのレシピを見事に再現。当時の放送は大きな反響を呼び、吉澤自身も、新たな料理の技を学びながら絶品料理を作り上げるクッカーとしての喜びを語っていた。

4月21日の放送は、東京・南青山のイタリアン「リストランテ アクアパッツァ」日高良実シェフと、東京・広尾のラーメン「GENEI.WAGAN」の入江瑛起シェフが登場。クッカーを務めるのはプロフィギュアスケーターの村上佳菜子。先日結婚をしたこともあり、家庭でも頻繁に料理を作る機会があるという村上は、おしゃれな料理や、すばやく料理を作るテクニックを学びたいと話すが、シェフとうまくコミュニケーションをとってレシピを再現できるのか。

コメントは、以下の通り。

■チェアマン:小山薫堂氏

番組を立ち上げた時は、リモートのやり取りで起こるハプニングや、調理のドラマ性が番組の面白さに繋がるのではないかと思っていました。でも、いざ放送が始まってみると「身近な食材でこんな料理ができるんだ」という発見や、「料理人ではない人が作っても、こんなにおいしいものになるんだ」という感動が、この番組の面白さだと気づきました。
今回のリニューアルからトーナメント戦になり、シェフたちも勝ち続ける喜びや負ける悔しさを、これまで以上に強く感じるのではないかと思います。それが番組の緊張感やワクワク感に繋がってくるのではないかと思うので、ご覧いただく方にはその部分も楽しんでもらいたいです。
そしてMCとして新たに加わった吉澤さんはクッカーの経験もあり、作り手の気持ちもよく分かる方だと思います。作る側の視点からシェフたちの戦いを見つめ、番組に華を添えていただけたら嬉しいです。
これまでの放送を通して、リモートという離れた環境でも、高いクオリティーの料理を作ることができるのを実感しました。「リモートシェフ」という店を持たない新たな料理人のスタイルが、職業として成立すると思いましたし、番組としては今後もその確立を最終目標として目指していきたいです。

■新MC:吉澤閑也

本当に緊張しました。MCとして初めての収録ということもあり、自分がどういう役割を求められているか番組の雰囲気も感じ、考えながら挑みました。
以前、僕がクッカーで出演させていただいた時には手が震えしまって。普段、人前で料理をすること自体ない中、審査をされるというプレッシャーもあり、怖さで大変でした。でも、あの時の経験を通して改めて「料理って楽しいな」と感じましたし、その楽しさをたくさんの方にも知ってほしいと思いました。
今後出演されるクッカーの方でも、料理が得意な方・得意じゃない方、どちらもいらっしゃると思うんですが、この番組はどんな方でも作れる料理がいっぱい出てきます。クッカーの方の挑戦を通して、見てくれる方も料理を好きになってくれたら嬉しいです。
番組を見るということだけではなく、見た後に「自分でも作ってみよう」と思える、二つの楽しみを味わえる番組だと思うので是非、皆さんに楽しんで見てもらいたいです!