アイドルグループ・SixTONESの京本大我が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『お迎え渋谷くん』(4月2日スタート 毎週火曜23:00~)のポスタービジュアルと、SixTONESによる主題歌が盛り込まれた本編映像がこのたび公開された。

  • 『お迎え渋谷くん』ポスタービジュアル=カンテレ提供

■京本大我主演“うぶキュン”ラブコメディ『お迎え渋谷くん』

蜜野まこと氏による同名漫画を映像化する同作は、恋をしたことがない若手売れっ子俳優の渋谷大海(京本)が、年の離れた妹のお迎えがきっかけで保育士・青田愛花(田辺桃子)に出会い、不器用ながらも恋を育んでいく“うぶキュン”ラブコメディ。

ポスタービジュアルは、桜の花びらが舞うなか、恋をしたことがなかった主人公の渋谷くんが、愛花先生に思いをはせる姿が描かれており、渋谷くんの真っすぐでぎこちない恋心を、ハートのバルーンを使って表現している。バルーンの周りには、ニッコリほほ笑む愛花先生をはじめ、何かにいら立っている様子の神田(内藤秀一郎)、ひょこっと顔をのぞかせる大崎先生(宮近海斗)、ジャケットに身を包みドンと構える品川(長谷川京子)、そしてキュートな笑顔を見せる渋谷くんの妹・音夢(りずむ)(諸林めい)といった、個性豊かなキャラクターが顔をそろえ、物語の展開が垣間見えるビジュアルに仕上がっている。さらに、添えられたキャッチコピーは、本作の象徴となる渋谷くんのセリフ「先生、僕にキュンを教えてください」。はたして、渋谷くんの初めての恋のゆくえは。

ビジュアルデザインは、デザイナーの岡田和朗氏が担当。岡田氏は「純粋で不器用な渋谷くんに訪れた、“初めての恋心”を、桜の花びらに揺れる不安定なハートのバルーンで表現。登場人物の思い思いの表情やポーズも、主人公との関係性を表し、春らしい爽やかな恋愛群像劇として見えることを、ビジュアルでも目指しました」と話す。

■SixTONES新曲「音色」が主題歌に

本編予告映像では、バックハグや壁ドンをするキラキラオーラ満載の“俳優”渋谷くんからはじまり、恋愛を忘れてしまうほど仕事に一生懸命取り組む愛花の姿や、「にーに!」と渋谷くんのもとに笑顔で駆け寄る音夢など、登場人物たちの尊い日常がコミカルに映しだされる。また、初めての感情に戸惑い、”キュン”を自問する渋谷くんの初々しい恋心も描かれ、”うぶキュン”必至の1分間となっている。

予告映像の中でも流れる本作の主題歌は、先日10日に京本のXで発表された、京本が所属する6人組グループSixTONESの新曲「音色」。彼らにとって結成10周年の幕開けを飾る楽曲となり、大切な人や仲間と出会えたことへの感謝と喜びにあふれた、エモーショナルな絆ソングとなっている。主題歌について、京本は「歌詞が、ドラマのストーリーと重なって、グッとくると思います。ドラマをもとに生まれた楽曲だけど、実は、SixTONESとしても、ここまでの年月や絆みたいなものがリンクするようになっていて。なので、ファンの人にとっても大事な曲になるように、“10周年イヤーの幕開けとなる楽曲”として盛り上げたいよねっていう僕たちの思いがありました。僕らメンバーの思いから、実際にこのようなかたちで皆さんに届けられるのはうれしいです。とはいえ、SixTONESの曲ではあるけれど、ドラマの曲でもあるので、SixTONESのシングルとして聞いたときと、ドラマのなかで流れたときの聞き心地の違いを楽しんでもらえたらと思います」とコメントを寄せた。

【編集部MEMO】第1話あらすじ
渋谷大海(京本大我)は、今をときめく若手売れっ子俳優。誰もがうらやむ朝ドラのオファーを、年の離れた妹・音夢(諸林めい)の送り迎えを理由に断るほど妹に過保護で、そのせいか恋愛経験はゼロ。マネージャーの品川響子(長谷川京子)からは、芝居にリアリティーを出すためにも、「誰でもいいから“キュン”してきなさい!!」と言われている。ある日、溺愛する音夢が新しい保育園に通うことになり、渋谷くんは担任の青田愛花(田辺桃子)と出会う。保育士歴6年の愛花は子ども好きでがんばり屋だが、平和主義ゆえ人に気を遣いすぎるところがあり、同僚のギャル保育士・金丸陽菜(ゆいちゃみ)から仕事を押しつけられても文句の一つも言えず、先輩のベテラン保育士との間で板挟みになりながら、自己犠牲を払って人より多くの仕事をこなしている。音夢の登園初日、妹のひざにできた小さなすり傷を「大ケガ」と豪語する渋谷くんにクレーマーの素質を感じた愛花は、細心の注意を払うも、偶然、音夢が友達とぬいぐるみを取り合った末に尻もちをついたところを渋谷くんに見られてしまう。とっさに謝る愛花だったが、意外にも渋谷くんは「子供同士のケンカで、あなたが僕に謝る必要ありますか」と冷静。愛花は、そんな渋谷にイライラ。ところが週末、例によって家に持ち帰った仕事を片付けながら、隣の家に住む幼なじみの本田圭佑、通称ぽんちゃん(中川翼)に愚痴をこぼしていた愛花は、テレビから聞き覚えのある声がして、思わず画面に目をやる。すると、そこに映っていたのは渋谷くんで、愛花は初めて彼が有名人だと知る。数日後、保育園では参観日を迎え、愛花は楽しみにしていた子供たちと保護者の前で、人形劇を披露することに。しかし、この日のために1人で準備してきた愛花に、思いもよらぬハプニングが襲いかかり……。