俳優の北大路欣也が主演を務める時代劇シリーズ第7作『三屋清左衛門残日録 ふたたび咲く花』が、シリーズ最大となる配信視聴ビュー数を獲得した。

  • 『三屋清左衛門残日録』三屋清左衛門役の北大路欣也

60歳以上の配信視聴数が3倍以上に増加

2016年にスタートした「三屋清左衛門残日録」は、藤沢周平原作の大ヒット時代劇シリーズ。最新作となる第7作『三屋清左衛門残日録 ふたたび咲く花』は、「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送とJCOMが共同制作し、昨年12月に初放送された。

今回の第7作では、前作と比べ、60歳以上の配信視聴数が3倍以上に増加。過去6作品では優位だったテレビ放送視聴を上回り、シリーズ最大となる配信視聴ビュー数を記録した。また、テレビ放送と配信を合わせた全体の視聴数も、1.8倍に増加している。

時代劇のテレビ放送が激減するなか、配信視聴者が増えていることに、主演の北大路は、「“時代劇”という文化を後世に引き継ぎ、残す意味で、非常に重要な意義を持つ」とコメント。「時代劇を支えるシニア層が配信サービスでも時代劇を楽しむようになった」と実感するとともに、「これまでなかなか時代劇を見る機会がなかった若い世代の皆さんにも、配信サービスを通じて作品を楽しんでいただけますと、とてもうれしいです」とアピールしている。