東京都交通局は20日、都営地下鉄三田線の車両の「子育て応援スペース」で絵本の読み聞かせイベントを志村車両検修場で3月23日に実施すると発表した。

  • 都営三田線の車両6500形

会場の志村車両検修場は都営三田線の西台駅東口から徒歩約3分。6500形の「子育て応援スペース」にて、『だるまちゃんとてんぐちゃん』(福音館書店)など3作品程度の読み聞かせを行う。JPIC(出版文化産業振興財団)読書アドバイザーが読み手を務める。絵本の対象年齢は3~4歳以上。午前の部(10時30分から)・午後の部(13時30分から)の2回行われ、各回1時間程度を予定している。参加者は「子育て応援スペース」内で自由に写真撮影できるほか、会場に用意されたベビーカー置き場や授乳室を利用できる。

各回で幼児・保護者20組(1組2~3名)を募集。専用の応募フォームにて3月3日23時59分まで受け付ける。応募多数の場合は抽選となり、3月15日に当選者へ通知される。

  • 都営地下鉄各線の「子育て応援スペース」

都営地下鉄の「子育て応援スペース」は、乳幼児を連れた人にも気兼ねなく電車を利用してもらうため、車両内に設けられた。都営大江戸線を皮切りに路線を順次拡大し、現在は全4路線で47編成を運行している。