名古屋鉄道は8日、運賃改定に合わせ、新規企画乗車券「名古屋・金山特別きっぷ」を発売するほか、「まる乗り1DAYフリーきっぷ」「名鉄電車全線2DAYフリーきっぷ」の値上げ等の変更、「なごや特割30」の発売終了について発表した。

  • 名古屋鉄道が新規企画乗車券の発売と現行商品の変更、一部企画乗車券の発売終了を発表

現行の「まる乗り1DAYフリーきっぷ」は、「名鉄電車全線1日乗り放題」「昼間帯(10時~16時)特別車乗り放題」という商品内容で大人3,200円・小児1,600円だが、改定後は名称を「名鉄電車全線1DAYフリーきっぷ」に改め、大人3,400円・小児1,700円に値上げする一方、商品内容は「名鉄電車全線1日乗り放題」のみとなる。

「名鉄電車全線2DAYフリーきっぷ」は発売額のみ変更し、現行の大人4,000円・小児2,000円から、改定後は大人4,400円・小児2,200円に値上げする。企画乗車券「なごや特割30」は3月15日をもって販売終了。それまでに購入したきっぷは2024年6月30日まで有効とする。

新規の企画乗車券となる「名古屋・金山特別きっぷ」は、名鉄岐阜駅、新木曽川駅、名鉄一宮駅から名鉄名古屋駅または金山駅までの区間で1セット10枚のきっぷとして発売。名鉄岐阜駅からのきっぷは4,200円(1枚あたり210~270円お得)、新木曽川駅からのきっぷは3,900円(1枚あたり120~180円お得)、名鉄一宮駅からのきっぷは2,800円(1枚あたり120~180円お得)で販売される。

各きっぷの設定駅と、名鉄名古屋駅および金山駅の自動券売機で3月16日に発売。有効期間は購入日から2カ月間。区間内の途中下車や、区間外も含めて券面表示駅以外の駅での利用はできない。