JR東日本は、池袋駅と武蔵溝ノ口駅にてアバターロボットで駅利用者の誘導・案内等を行う実用検証を2月13日から実施すると発表した。

  • アバターロボット実用検証のイメージ

  • アバターロボットと、アバターロボットによる案内のイメージ

今回の検証では、アバターイン社が開発したアバターロボット「newme(ニューミー)」を使用する。別の場所にいる駅係員らが遠隔で駅利用者に声掛けを行い、指定席券売機へ誘導するほか、きっぷ購入方法を案内する。検証期間は3月13日までの予定。アバターロボットは池袋駅・武蔵溝ノ口駅の「みどりの窓口」付近で11~14時に配置される予定だが、利用状況等により稼働しない場合や、改札口付近に配置する場合もあるとのこと。

期間中、駅利用者による利用状況と安全性(駅利用者からの視認性などのリスク検証)、操作性、周辺の施設環境による影響等を検証し、アバターロボットを実運用する際の課題を抽出。労働人口減少を受けた案内サービスのあり方について検討を行うとしている。