SVCは1月26日、「発達障害を疑った時期について」のアンケート調査の結果を発表した。調査は2023年12月、1歳~12歳までの子供の発達に悩む保護者200名を対象にインターネットで行われた。

  • 発達障がいを疑った時期

    発達障がいを疑った時期

発達障害を疑った時期について聞いたところ、「2歳」(22%)や「3歳」(23%)が多い結果に。

「3歳は各自治体で3歳児健診が行われる年齢であり、その際に感じた違和感や指摘により発達障がいを疑うきっかけになることが多い。同時に、幼稚園などの集団生活に入る子も多く、他の子とたちとの差で気づくことも」と同調査。「2歳は言葉を話し始める時期であることから、なかなか言葉が出ないことで心配になる保護者が多いよう。自治体の健診でも2歳までに発語が無い場合は相談に来るよう促されることも」と解説している。「1歳」(16%)では1歳半で受ける初の大きな健診で、さらに、小学校に入学する「6歳」(10%)では初めての授業参観のときに、という人が多いそうだ。また、6.5%は「指摘されるまで気づかなかった」と回答している。