タレントで歌手のあのが、きょう11日に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『アウト×デラックス2024 鳥肌が辰!?最強アウト集結SP』(22:00~)に出演する。

  • あの

「マツコとの共演を楽しみにしていたのに先に日テレで共演しちゃったあのちゃん」として、スタジオに登場するあの。独特なファッションセンスや言動が話題を呼び、「あのちゃん」の愛称でバラエティ番組に引っ張りだこ、さらにはアーティスト・anoとしても活動し、人気アニメのエンディングテーマに起用された「ちゅ、多様性。」は昨年大ヒットした。『NHK紅白歌合戦』にも初出場し、日本レコード大賞特別賞も受賞するなど、まさに「2023年の顔」として活躍した。

そんな売れっ子のあのは、数多くの芸能人に会ってきたなか、これまでマツコ・デラックスにはずっと会ったことがなく、「いつか共演したい!」と強く願っていたのだという。そして、『アウト×デラックス』収録の少し前に日本テレビでの収録で初共演。その時はじっくり話せなかったと言うことで、再度マツコと対面できたあのは「マツコさんはカッコイイから好き」と、マツコ愛を語りだす。

一方で、あのは自身のアウトっぷりには自覚がない様子。そこで、アイドルとして活動していた2013年頃から現在まで、そのアウトな行動をまとめた「アウト年表」を振り返っていく。年表の中には「路上で暴れて補導される」など誰の目から見ても明らかなアウト行動が盛りだくさん。「あのちゃん」として人気者になってからもアウト加減は衰えず、大御所芸能人への失礼な言動や、とある芸能人からずっと無視されたエピソードなど、新たなアウト話も次々と明らかに。

さらに、スタジオでは、あのがアイドルとして活動していた駆け出しの頃からレギュラーで共演していたという山里亮太に、今、どうしても言いたいことがあると、ある指摘が。山里も絶句したその内容とは。

また、昨年3月の特番以来、約9カ月ぶりの再会となったアウト軍団に近況を聞くと、目まぐるしく変貌を遂げた人物も。美容整形に1億円以上投じ、独特の言語表現でファンからはカルト的な人気を誇るアレンや「ひふみん」の愛称で知られる将棋棋士・加藤一二三、昨年11月に婚約を発表も、その1カ月後に婚約破棄をした遠野なぎこら、アウト軍団の変わらぬアウトっぷりにも注目だ。

ほかにも、夫を理想の顔に近づけるために何度も整形、自分の顔も自分で整形する美容外科医・上原恵理、風情を大事にしすぎる東関親方が登場する。

コメントは、以下の通り。

――収録の感想

矢部「アウト軍団がみんな元気に収録に来たのが奇跡。元気じゃない人もおったけど(笑)」

マツコ「一人明らかに元気じゃない人がいたわね(笑)。だからもうちょっと間を詰めて番組をやってあげないと、手遅れになっちゃうと大変だからね!」

山里「僕はもう単純にめちゃくちゃ楽しかったです。今回僕は収録というより、カウンセリングに近いところもありましたし…」

――番組の見どころは?

マツコ「見どころっていってもどこが使われるかわからないから!どこを見どころって言ったらいいんだろう?」

山里「使ってくれると信じるならば、ここでしか見られない話はありましたよね?あのちゃんが、ああいう形で出るのも珍しかったですよね?」

マツコ「そうね。あんまり見たことない感じのあのちゃんだったよね。あのちゃんが、山ちゃんに切り込むところとか」

山里「切り込んできたな~。これ放送された後、いろいろ変わっちゃうな…。放送でどうなっているか分かりませんが、みんなが人生かけて収録やりました!」

マツコ「いつものアウトとは違う意味のアウトだったわね。阿川さんもいきなりど真ん中で芯食ってきたからね」

矢部「良かったと思うな~。あんな話できへんから!」

【編集部MEMO】
番組には、エッセイストの阿川佐和子も登場。爆笑問題とMCを務めていた情報番組『スタ☆メン』(2005~07年)が2年で終了して以来、フジテレビのレギュラーの話が1回も来なくなったといい、「番組が終わった真相を聞きに来た」と話す。

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