俳優の野村周平が、10日に都内で行われた映画『サイレントラブ』(1月26日公開)の完成披露試写会に山田涼介(Hey! Say! JUMP)、浜辺美波、古田新太、内田英治監督とともに登壇した。

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同作は内田英治監督がオリジナル脚本で描くラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田涼介)が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺美波)。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。

■野村周平、久石譲ファンを公言「ニューヨークでもライブを観た」

今回、音大でピアノの非常勤講師として働く北村悠真を演じた野村。MCからピアノ演奏の苦労を聞かれると、突然「僕、ちょっと謝らなければいけないことがありまして……」と切り出す。会場が騒然とするなか「舞台挨拶が始まる前に何件か取材をやっていたんですが、そのときに『ピアノ練習は1カ月ぐらいしかもらえなくて、しんどかったわ!』って言っていたんですが、ちゃんと4カ月くらいやってました……」と告白。「先ほど取材していただいた皆さんいるかな……4カ月です! 訂正しといてください!」と報道陣に語りかけ、笑いを誘っていた。

今作の音楽を久石譲氏が担当することについて、野村は「久石譲さんがやってくれるだけで(今回の出演を)受けたようなもんですからね!」とコメント。もともと久石氏のファンだそうで、「ニューヨークでもライブを見たくらいですから。好きというのもおこがましいぐらい。その音楽に少し関われるというのは、僕にとって素晴らしい経験になると思うし、幸せですね」と笑顔を見せていた。

また、イベント中盤には内田監督の演出に関してトークを展開。演出をするときの言葉選びが独特だそうで、山田は「比喩表現がちょっと難しい。『目の奥10cmで美夏を見るんだよ』とか。目の奥10cmはもう(頭の)裏です……みたいな(笑)」と明かす。一方、野村は監督からの一言に傷ついたそうで、「俺なんて『前の役を引きずっているから、早くその役抜いてもらっていい?』って(言われて)。ただのディスです……すごい傷ついたんですから!」と抗議していた。

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