お笑いコンビのブラックマヨネーズが、読売テレビの漫才番組『漫才Lovers』と、関西若手漫才師No.1を決定するコンクール『ytv漫才新人賞決定戦』の総合司会に就任することになり7日、大阪市内の同局で行われた取材会に出席した。両番組の総合司会は、初代を東野幸治が、2代目を千鳥が務め、ブラマヨは3代目となる。

  • ブラックマヨネーズの小杉竜一(左)と吉田敬=読売テレビ提供

■ブラマヨ、『ytv漫才新人賞』への期待語る

ブラマヨは『ytv漫才新人賞』の前身である『上方お笑い大賞』(1972年〜2006)の最優秀新人賞を2003年に受賞。『漫才Lovers』の元になった漫才番組『ZAIMAN』(1999年〜2009年)への出演がその後のブレイクに繋がったとあり、小杉竜一は「僕らの若手のときのターニングポイントになった大会と番組。司会をやらせてもらえるのはうれしい」と喜びを語った。

吉田敬は『ytv漫才新人賞』に寄せる期待を訊かれ、「『M-1』や『キングオブコント』だけじゃない、“優勝したら人生が変わった”といわれるような大会になってほしい」とコメント。自らの若手時代を振り返り、「麒麟とか周りのみんなが『M-1』で注目を浴びるなか、準決勝で負け続けて腐ってた僕らには、2003年に最優秀新人賞をいただけたのがホンマに救いやった」と当時の生々しい心情を吐露するひと幕も。受賞からテレビ出演が増え、冠番組を持つきっかけにもなったと明かし、「“思っている以上に状況は変わりますよ”と言いたいです」と大会に挑戦する若手芸人に熱いメッセージを送っていた。

■小杉、ジャストサイズの特注衣装に感動

また、小杉が「オートクチュールです」と胸を張る、カラフルな刺繍や装飾をあしらった“特注”の衣装も見どころ。吉田は「事前にスタッフさんが“衣装はこっちで用意してます”って、やけに何回も言うてくるなとは思ってたんですけど(笑)、今日、見せてもらって、なるほどこんなに気合いを入れてくれてたんやと」と感激しきり。一方、小杉は着やすさに感動したといい、「たいてい前のボタンを留めようとして窒息しかけるんですけど(笑)、これは留まる。僕の最新のサイズデータを知ってくれてる感じがしました」と“ジャストサイズ”をアピールして笑いを誘っていた。

なお、ブラマヨが新司会として登場する『第13回ytv漫才新人賞決定戦』は3月上旬に放送予定。『漫才Lovers』は2月4日(16:00~)に放送される。