最近は、そういう僕の憧れをやってる

――アップデートでいうと、原田さんは最近、お酒を飲むようになったとか。

そうなんですよ! 僕、お酒が全然飲めなかったんですけど、『しゃべくり007』の収録終わりで、アリペイ、健、福ちゃん(※)で飲みにいくようになって、そこでお酒にチャレンジするようになったら、だんだん飲めるようになってきて。もうここ何年かでずいぶん飲めるようになりましたね。酔っ払うことができるようになった。

(※)有田哲平、堀内健、福田充徳

――原田さんが最近、近所の町中華で瓶ビールを注文するようになったらしいという話を、福田さんがご自身のラジオ番組で話されていました。

(小声で)それ! 福ちゃんに「昨日、何してたの?」って聞いたら、「町中華で瓶ビール飲みながら、本読んでました」って。なんてかっこいいんだろうと思って! 僕もすぐに取り入れたんです。

――素敵な挑戦ですね! やってみて、いかがでしたか?

すっごい自分が大人になった感覚。テレビが流れてて、他のお客さんたちがガヤガヤしてるのも関係なく、瓶ビール飲みながら、本を読んでる自分がそこにいる。最近は、そういう僕の憧れをやってるかな。

  • 原田泰造

――ちょうど取材前にラジオを聴いて、プライベートでも原田さんはアップデートされているんだなと思っていました。

そうなんだ! 福ちゃんに言っとく。チュートリアルのラジオを聴いてるライターさんがいたって(笑)。

“最近の若者”は大人に見える

――ありがとうございます(笑)。“最近の若者”というと、主語が大きくなってしまうのですが、泰造さんはご自身の周りにいる自分よりも年下の人たちに対して、どのような印象をお持ちですか?

僕ね、みんなと違うかもしれないけど、すごく見えちゃうの。「今の若いやつらは……」みたいなことって、ずっと言われるじゃないですか。だけど、僕から見た“今の若いやつら”はすごい達観してるというか。落ち着いてて、大人に見える。すごいなあって感心することのほうが多いです。後輩芸人たちもそうだし、今回一緒にドラマに出てる人たちも、自分の若い頃と比べると、かなり大人に見えますね。俺とか健が、すごい子どもだったから(笑)!

  • 原田泰造

――原田さんが若者と呼ばれていた時代、今のご自身と同い年くらいの人はどんなふうに見えていましたか?

すごい大人に見えてた。落ち着いてるし。自分も普通にこういうふうになるんだろうなと思ってたけど、あんまり変わんないよね。あの時の大人の人たちって、本当に大人に見えたから。僕は中2くらいから変わってない(笑)。

――町中華で瓶ビールのお話を聞いて、原田さんみたいな大人もすごく素敵だなと改めて思いました。

もうちょっと何年後かに会ったときは、バーで飲んでるようになっておくね(笑)。

  • 原田泰造
  • 原田泰造
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  • 原田泰造
  • 原田泰造
  • 原田泰造
■プロフィール
原田泰造(はらだ たいぞう)
1970年3月24日生まれ。東京都出身。トリオ「ネプチューン」のメンバー。レギュラー番組を中心に多数の番組に出演する一方、ドラマや映画で数々の主演を務めるなど、俳優としても高い評価を得る。 近年の主な出演作として、ドラマ『サ道』シリーズ(テレビ東京系)、『生理のおじさんとその娘』(NHK)、『祈りのカルテ』(日本テレビ系)、『魔法のリノベ』(カンテレ・フジテレビ系)、映画『夏への扉~キミのいる未来へ~』(21)、『ミッドナイトバス』(18)など。また、 『しゃべくり007』(日本テレビ系)、『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)、『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)、『ネプリーグ』(フジテレビ系)にレギュラー出演中。