「子供より仕事が大事なら離婚」と言われ…悩む相談者に藤本美貴が語った“前に進む方法”

元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が25日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ／藤本美貴』を更新。“家庭と仕事の両立”に悩む相談者にアドバイスを送った。

子供と過ごす時間は増えたが夫への気持ちは冷めた

公開収録で、タレントの安めぐみとともに「人生相談」に答えた藤本。「夫に仕事を理解してもらえず悩んでいる」という相談者は、「大好きな仕事を続けたいと努力をしてキャリアアップしたが、夫に保育園の送りをお願いすることが多くなった。すると夫に“子供よりも仕事が大事なら離婚しよう”と言われ、仕事を辞めてしまった。子供と過ごす時間は増えたが、ずっとモヤモヤしている状態で夫への気持ちも冷めてしまった」と吐露。すると、藤本は「難しいですよね。そもそも家庭が上手く回ってないのに……っていう旦那さんの気持ちもわかる。お互い家庭にヒビが入らないように働かなきゃいけないので、バランスは考えないといけないとは思いますけど」と話しつつ、“離婚”という言葉に、「ちょっとひどいなと思いますけどね」とつぶやいた。

相談者いわく、夫は家事や育児に協力的だというが、「私が仕事に出れば自然とやるし、いいかなと思って。私は(仕事に)突き進んだ」とも。藤本は、「話し合いは大事ですよね。今聞いてると、突き進んでしまった感が……。小学生になるまで待てたら、結果はちょっと違ったかもしれない。強行突破すぎたんじゃない?」と諭し、「旦那さんからしたら、急にバーッて走っていかれたら見えないから。週2日から働き始めて、徐々に日にちを増やしていく。結果的に、“結構働いてるけど、なんだかんだ回ってるね”っていうのが一番ベストかなと思います」と自身の考えを語った。

また、「家庭のことで仕事を諦めることはないか?」と問われた藤本は、「私は結構諦めが早いから、しょうがないなって。それと、今できなくても、手が空いたときに、またそれをできる自分にレベルアップすればいいだけっていう考え方なので」とキッパリ。「今断ったから全部なくなるんじゃなくて、今はできないけど、5年後にも頼みたいって思われる私でいようっていう。仕事がない間も、自分の中で積み重ね続けるということをやっていくと、マイナスにはならない。仕事は前に進まないけど、自分としてはちゃんと前に進んでる」と熱弁し、安は、「素晴らしい!」と感嘆していた。

さらに、藤本は、「私は庄司さんと『FRIDAY』されたときに、半年間ぐらい何もしない時期があった」と回顧。世間から、「かわいくなくなった」「ダメになった」と言われることが嫌だったと言い、「この半年間でめっちゃジム行ったし。自分磨きに力を注ぐタイプだったので。“前よりいいじゃん!”って絶対言わせるというド根性で。つらかったけど、自分に負けなかった自分が誇りになったし、自分のプライドを積み重ねられた」と述懐。最後は、相談者に向けて、「自分を磨くことが、前に進める方法」だと話し、「まだまだ長生きするし、65歳ぐらいまで働かなきゃいけないんですよ。ちょっとゾッとしません(笑)? だから、ちょっとした休みだと思って」と、焦る必要はないと伝えていた。

視聴者からは、「5年後のために積み重ねるっていう考え方がめちゃくちゃ素敵」「ド根性論が最高過ぎる!」「ミキティのマインドまじで神すぎて大好き」「こういう事を出来る人が成功するんだと思う」「ミキティってホントにガッツがあるよねw」など、称賛する声が上がっていた。