1980年代、広島東洋カープの黄金期に活躍した高橋慶彦と北別府学が不仲だったことは、プロ野球ファンの間では有名な話。当時を知る元投手の川端順氏が、YouTube『よしひこチャンネル』に出演し、大喧嘩の原因について赤裸々に語っている。

  • かつてのカープ本拠地、広島市民球場(写真:PIXTA)

川端氏は言う。
「阿南(準郎)監督の時に慶彦さんが早出特打ちをやってたんですよ。その時、投手陣が外野のセンター辺りを走っていた。集中してやっている時に」
それが目に入り気が散った高橋氏は、北別府氏に「走るのをやめてくれ」と言い、それが発端で掴み合いの喧嘩に発展したと。

「それで安仁屋(宗八)さんや阿南監督まで止めに入った。新聞記者もいっぱいおる中でですよ。安仁屋さんは『やれやれ』って言いながら止めていたかもしれないけど(笑)」
「でも、あの頃はみんな気にしてないよな」と高橋氏。
いまならワイドショーネタだが、大らかだった昭和時代の話である。

『よしひこちゃんねる』の「【北別府学VS高橋慶彦】事件は阿南監督時代にも起こっていた!監督、コーチ全員が止めた2人の大ゲンカの原因とは?」では、当時の知られざるカープの内情が興味深く明かされている。川端氏の記憶力の良さと軽妙なトークが、さらに面白さを増す。

▼【北別府学VS高橋慶彦】事件は阿南監督時代にも起こっていた!監督、コーチ全員が止めた2人の大ゲンカの原因とは?【川端順】