長崎県時津町(とぎつちょう)は、長崎市の北部に隣接し、内海の大村湾に面するまち。「時」という文字が使われる日本で唯一の自治体です。「巨峰」や「びわ」など多くの特産物を有しており、その中でも「みかん」は、大村湾に面した温暖な気候と穏やかな傾斜地を利用して栽培されているそうです。

今回紹介するのは、そんな大村湾の潮風と太陽をたっぷりと浴びて育った「温州(うんしゅう)みかん」。皮が薄くて実が甘いと評判なのだとか!

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「温州みかん」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

長崎県時津町ふるさと納税返礼品「温州みかん」について

・返礼品名:【2023年12月上旬発送開始】長崎みかん 約10kg 温州みかん 糖度10度 青島 大津
・提供事業者:長崎西彼農業協同組合
・西彼杵郡時津町久留里郷1439-1
・内容量:長崎みかん約10kg
・サイズ:SまたはM
・寄附金額:1万1000円

「温州みかん」のふるさと納税の寄附金額は1万1000円。時津町のふるさと納税担当者によると、地域の生産者が直接提供してくれるみかんもあり、年々みかんの返礼品が増えているとのことです。

波静かな大村湾に面した傾斜地を利用し、たっぷりの太陽の光と潮風を浴びて育ったみかんは、甘く酸味が少ないのが特徴。光センサー選果機を利用し、味のばらつきが少ない「長崎みかん」です。

時津町の担当者によると、時津町でもみかんを栽培している農家の高齢化が進み、担い手不足などといったさまざまな課題を抱えているそうです。しかし、そういった中でも、まちの特産品の数々を絶やすことのないよう、食べる人たちの笑顔を励みに、生産の維持・向上に努力しているとのこと。

「愛情いっぱいに育てられた時津町の特産品を、全国の皆さまに食べていただき、子どもから大人までたくさんの方に笑顔になっていただきたい」との生産者の想いが詰まった返礼品です。

「温州みかん」がふるさと納税の返礼品になった経緯と実績

“全国の皆さまに、時津町の特産品でもあるみかんを食べてもらい、日々の生活の中で、ほっこり笑顔になっていただけたら…時津町を多くの方に知ってもらうきっかけを作ることができたら”という時津町ふるさと納税担当者の想いから、返礼品として提供されることになりました。生産者と事前に何度も情報共有したり、一緒に試行錯誤したりしながら時間をかけて提供を開始したという経緯があるそうです。

最近では、担当者が地区の生産者を直接訪問し、ふるさと納税の趣旨や想いを説明・共有し、地区の生産者同士が集まり、ふるさと納税の返礼品としてみかんを直接提供してくれるようになったのだとか! 一度食べたら忘れられないと毎年リピートする人や、一度に複数の寄附申込をする人、贈り物として寄附申込する人も多数いる、時津町自慢の返礼品です。

寄附者の声

・しっとりと味が濃い、みずみずしいみかんでした。大きさは、小から中の小ぶりで、子どももパクパク食べていました。
・みかんが大好きで、毎年年末はふるさと納税でいただいたみかんを食べていました。こちらは12月上旬発送開始と記載があったので、年末にちょうど良いかと思い注文させていただきました。量と寄附金額も希望通りでした。届くのを楽しみに待っています。
・初めて「みかん」を選びました。到着後早速食べてみたら、皮が薄くて味が濃くて、5人家族の我が家にとっては質も量も大満足です! とても美味しかったので、また寄付したいと思います。

事業者の想い


「全国の皆さまへ時津町の特産品であるみかんをお届けしたい」「少しでも地元長崎県時津町を知ってもらいたい」という想いから、ふるさと納税の返礼品として提供を開始しました。さらに時津町のことを知ってもらえたら…という想いから、最近では、地区の生産者が集まり、年々返礼品として取り扱うみかんの種類も増えてきています。
小さい頃から両親や祖父母が畑でみかん栽培をしている姿を見て、育ってきました。代々受け継がれてきた地区のみかん栽培を自分の子どもたちにも受け継いでもらえるように大切にしていきたい、お申し込みをいただいた皆さまに少しでも喜んでもらい、感動を与えられるようなみかんを届けられるように頑張っていきたいと思っています。
一生懸命、愛情たっぷりに育てたみかんをぜひご賞味ください。


今回は長崎県時津町の返礼品、太陽をたっぷり浴びて育った「温州みかん」を紹介しました。生産者と時津町のふるさと納税担当者の熱い想いが詰まった返礼品でしたね。子どもから大人まで幅広く食べられるので、家族みんなでワイワイ味わうのも楽しそうです。気になる方は一度チェックしてみてください。