JR九州は30日、香椎線で2024年3月から「GOA2.5 自動運転」(添乗員付き自動運転)を開始すると発表した。「GOA2.5 自動運転」の実施に向けて、12月から自動運転乗務員(GOA2.5係員)の養成も始めるとのこと。

  • 香椎線で2024年3月から「GOA2.5 自動運転」を開始

同社は2020年12月以降、香椎線で「GOA2.5 自動運転」に向けた実証運転を行ってきた。第三者委員会で検証した上で導入可能と判断した後、必要な行政手続きを行い、来年3月から香椎線西戸崎~宇美間(25.4km)で「GOA2.5 自動運転」を実施するとしている。

あわせて養成を開始する自動運転乗務員(GOA2.5係員)は、前頭で乗務する運転士以外の係員を指す。「GOA2.5 自動運転」開始の具体的な日付や対象列車など、詳細は決まり次第、発表される。