JR九州は30日、福岡・北九州地区の主要線区で運用される813系をロングシート化すると発表した。813系の全車両(82編成、計246両)を対象としており、12月以降に順次運用を開始する。2028年度の工事終了を予定しているとのこと。

  • 813系のロングシート座席

813系は1990年代以降に導入され、福岡・北九州地区の鹿児島本線・日豊本線を中心に主力車両として活躍するほか、福北ゆたか線用の車両も導入されている。製造された時期や、その後の改造などによってさまざまなバリエーションがあり、鹿児島本線・日豊本線などで活躍する813系の車内は転換クロスシートを採用していたが、近年は一部座席を撤去した車両も登場していた。

今後は全車両をロングシートへリニューアルする予定。ロングシート化によって混雑率の緩和が期待されており、クロスシート車両との比較で1編成(3両)あたりの定員数が90名増加する。ロングシート化した後の座席内訳は、1編成(3両)あたりロングシート120席・ボックス席28席となる。なお、クロスシート車両をロングシート化しても座席数は変わらないが、一部座席を撤去した車両をロングシート化した場合は48席増加するという。

  • 福岡・北九州地区の鹿児島本線・日豊本線などで活躍する813系

運行区間は鹿児島本線の門司港~荒尾間、長崎本線の鳥栖~江北間、日豊本線の小倉~佐伯間、福北ゆたか線(筑豊本線・篠栗線)の直方~博多間とされている。