お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズが10日、公式YouTubeチャンネル「コロコロチキチキペッパーズの『よろチキチャンネル』」を公開。漫才頂上決戦「M-1グランプリ2023」の3回戦で敗退したことを報告した。

■漫才は「2人で話し合う時間がめっちゃいる」

コロコロチキチキペッパーズ(左からナダル、西野創人)

この日公開された動画では、西野創人が、「『M-1グランプリ2023』で3回戦敗退ということで。もうホンマに残念な報告ばっかりしてんねんけど……」と肩を落としながら、「改めて、完敗というか。3回戦で合格できず負けてしまった」と吐露。ナダルも、「まあ、落ちたやろうなって、その日のうちに分かったというか。ウケてなかった」と正直に明かし、「俺らより前半も受かってなかったけど、それよりもウケてない印象。仕方ないことだけど、来年やね」とつぶやいた。

また、ナダルは、“敗因”について、西野にネタ作りを任せっきりだったことを挙げると、西野は、「ナダルさんはコンビの看板として、バラエティによく出てくれてるから。負担をかけないように、ネタはせめて俺がって」と説明しつつ、「やっぱり漫才は、2人で話し合う時間がめっちゃいる」「俺がホンマにナダルを活かしきれなかった」と吐露。一方のナダルは、「全部やってもらってるから、何も言えないところがあって。西野の思ってることを、全力でやるっていうことしかやってない」「ネタの中で縮こまってしまって。他の人のネタを見たら、広々やってる感じ」だったと言い、「西野が作ってくれたら楽って思ってたけど、楽ってないねん! って今思ってる」と猛省した。

『キングオブコント2015』で優勝するも、『M-1グランプリ』では、いまだ決勝進出を果たせていないコロコロチキチキペッパーズ。ナダルは、「あれから8年経って、全体のレベルも上がってて。俺らも進化せなあかん。挑戦者ですから、本当にふんどしを締め直さないと」と力を込め、「この悔しい気持ちを持ったまま、始めていきたい」「こんな段階で落ちてるんで、もっと早く準備できる」と、来年に向けた意気込みを。西野も、「応援してくれる人がいっぱいいますから」とファンに感謝しながら、「この結果が無駄じゃなかったことを証明します」「年内から漫才に向き合っていきたい。次回こそ、良い報告ができるように頑張ります」と新たな気持ちを語っていた。

2人からの敗退報告に、視聴者からは、「毎年逃げずにちゃんとM-1出て、ちゃんと結果報告するのほんっと偉い!!」「2人が前向きで良かった」「頑張れとしか言えんがマジで頑張れ!!!」「完敗を認めて、すぐにまた挑戦する姿勢とってもかっこいい」「来年こそ決勝の舞台に立つコロチキが観れることを願ってます!!」「優勝してほしいコンビです」「2人ならM-1優勝できると信じて応援してます!!」など、多数の応援コメントが寄せられた。