昨年11月1日にアイドルグループ・SKE48を卒業し、現在はタレントとして活躍している須田亜香里が、卒業からちょうど1年となる11月1日に初フォトエッセイ『がんこ』(扶桑社)を発売。同書で恋愛観や結婚観もつづっている須田にインタビューし、恋愛解禁後の変化や恋愛面での目標を聞いた。

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    須田亜香里 撮影:加藤千雅

■「『好きってどれ?』から始まった」

SKE48卒業後初の著書となる『がんこ』では、東京と愛知の2つのエリアを中心に撮影を行い、ランジェリー姿などで美ボディも披露。エッセイでは、仕事や家族など人生のベースになる部分、髪やファッションについて、さらに恋愛・結婚観まで、今の思いを赤裸々につづっている。

恋愛解禁になってから1年経つが、最初は「好きってどれ?」という答えを探すところから始まったという。

「難しいですよね。『好きってどこから?』って。『気になるな』は好きなのか。でも、好きだからといって感性が合うかはまた別だと思うし、話が合う人がいいのか、それとも自分にないものを持っている人がいいのか。『どれ?』から始まりました」

結果的に、「こんな私を扱える人ならきっと大丈夫」というところに落ち着いたそう。

「恋愛スイッチをオフしていた時代が長かったので、こじれている部分も多いと思いますが、どれぐらいこじれているのか自分ではわからなくて。エッセイで恋愛について書きましたが、書いていることが普通なのかおかしいのかもわかっていません。変な人って思われても、偏っているなと思われても怖くないなと思いながら書きました(笑)」

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■「男友達がいてもいいというだけで新鮮」

そして、「恋愛してもいい職業になったというだけで、なんか楽しいかもって思っています」と心境の変化を明かす。

「やっと恋愛してもいいですよ、しても悪いことじゃないですよという、1人の女性としても生きやすい肩書きになったというだけで楽しい。今までは男友達すらいたらいけないのかなと思う環境だったので、男友達がいてもいいというだけで『ほう』って(笑)。それだけでも新鮮に感じられる私はやっぱり偏っているなと思いますけど。恋愛かどうかは置いておいて、現場で共演者さんやスタッフさんと雑談しているだけでも、今までとは違う景色や観点が開けて楽しいです」

恋愛面での目標を尋ねると、「人と住める人になること」と回答。

「今はできない気がします。実家暮らしと一人暮らしのどっちかしか経験していないので。1人に慣れすぎてしまって、好きな人が自分の部屋にいる感覚を知ってみたいと思いますが、たぶん無理だろうなと」

そして、まずは「同棲してみたいです!」と話す須田。フォトエッセイではその願望を表現したそうで、「夏バージョンは同棲設定になっています。夢も込めて」と笑顔で説明していた。

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■須田亜香里
1991年10月31日生まれ、愛知県出身。2009年11月1日にSKE48の3期生オーディションに合格し加入。SKE48チームEリーダーを務めた。2016年・2017年の選抜総選挙では2年連続「神7」に選ばれ、2018年には2位の座を獲得。握手会での神対応が話題で「握手会の女王」とも呼ばれた。2022年11月1日にSKE48を卒業。現在はタレントとして活躍し、バラエティ・情報番組、ラジオなど幅広く活動している。